ギブスについて

ギブスとは

「正しいソースの書き方養成ギブス」という意味から略して「ギブス」と名付けました。つねにギブスを使用していると、正しいソースの書き方が身に付くように、という思いがあります。(Eclipseで学ぶはじめてのJava P220参照)

Checkstyleのモジュールとして開発されているので、 Eclipseだけではなく、NetBeansMavenAntなどからも利用できます。

ギブスがチェックを行っている項目

プロジェクト固有の単語について

ギブスを使用していると、ソースコード中のクラス名や変数名などに対し、英単語のスペルチェックが行われます。
プログラム開発の現場では、プロジェクト名など、プロジェクト固有の単語を使用する場合があります。また、プロジェクト内での利用が許された英単語の省略名なども存在します。 これらプロジェクト固有の単語に対しては、スペルチェックにより警告マークが付きます。 しかし、それらの英単語は、そのプロジェクトでは正しいスペルであるべきです。
そこで、Eclipseプロジェクトの直下に「projectWords.txt」という辞書ファイル(テキストファイル)を作成し、そのファイルの一行に一語づつ記述すると、正しい英単語として認識されます。

ギブスの使用方法について

ここでは、CD-ROM付属のEclipse以外からギブスを利用する場合に有効な情報を示します。
自分で、Checkstyleの導入ができ、XMLについての知識などがあることを前提として記述します。

利用するには

1.1.X

jp.dodododo.gips.plugin_1.1.x.jarが必要です。(xはバージョン番号)
Eclipseから利用する場合、下記の位置に配置します。
ECLIPSE_HOME/dropins/gips/eclipse/plugins/jp.dodododo.gips.plugin_1.1.x.jar

また、jp.dodododo.gips.plugin_1.1.x.jarを解凍すると、gips-1.1.x.jarと、s2-framework-2.4.x.jarと設定ファイルを入手することが出来ます。
Eclipse以外から利用する場合は、gips-1.1.x.jarと、s2-framework-2.4.x.jarをCheckstyleから利用できるクラスパス上に配置してください。
基本的には、この設定ファイルをそのまま利用します。あるいは、Checkstyleが提供しているモジュールとギブスの独自モジュールを組み合わせて利用することも可能です。

ギブスの独自モジュール(1.1.X)の詳細については、リンク先のページで確認できます。

1.0.X

gips-1.0.x.jarと、s2-framework-2.4.x.jarが必要です。(xはバージョン番号)
Checkstyleから利用できるクラスパス上に配置する必要があります。
例えば、「The Checkstyle Plug-in for Eclipse」を利用する場合は、上記2つのjarを
ECLIPSE_HOME/plugins/com.atlassw.tools.eclipse.checkstyle_x.x.x/extension-libraries/
の直下に配置します。
設定ファイルは、CD-ROM付属のEclipse内の、以下の場所に存在します。
ECLIPSE_HOME/plugins/com.atlassw.tools.eclipse.checkstyle_x.x.x/gips-文字コード.xml
基本的には、この設定ファイルをそのまま利用します。あるいは、Checkstyleが提供しているモジュールとギブスの独自モジュールを組み合わせて利用することも可能です。

ギブスの独自モジュール(1.0.X)の詳細については、リンク先のページで確認できます。

関連サイト


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