JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.lang.management
インタフェース GarbageCollectorMXBean

すべてのスーパーインタフェース:
MemoryManagerMXBean

public interface GarbageCollectorMXBean
extends MemoryManagerMXBean

Java 仮想マシンのガベージコレクションの管理インタフェースです。ガベージコレクションは、Java 仮想マシンが使用して、到達不可能なオブジェクトを見つけて再生し、メモリー空間を解放するプロセスです。ガベージコレクタは、メモリーマネージャーの一種です。

Java 仮想マシンは、このインタフェースの実装クラスの 1 つ以上のインスタンスを持ちます。このインタフェースを実装しているインスタンスは、ManagementFactory.getGarbageCollectorMXBeans() メソッドを呼び出して取得できる、あるいは platform MBeanServer メソッドから取得できる MXBean です。

MBeanServer 内でガベージコレクタの MXBean を一意に識別するための ObjectName は以下のとおりです。

java.lang:type=GarbageCollector,name=collector's name
通常、プラットフォームは、監視用のガベージコレクションアルゴリズムに固有の、プラットフォームに依存する追加情報を含んでいます。

導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
MemoryMXBean, JMX 仕様。, MXBean にアクセスする方法

メソッドの概要
 long getCollectionCount()
          発生したコレクションの合計数を返します。
 long getCollectionTime()
          コレクションのおよその累積経過時間 (ミリ秒単位) を返します。
 
インタフェース java.lang.management.MemoryManagerMXBean から継承されたメソッド
getMemoryPoolNames, getName, isValid
 

メソッドの詳細

getCollectionCount

long getCollectionCount()
発生したコレクションの合計数を返します。このコレクタにコレクションカウントが定義されていない場合、このメソッドは、-1 を返します。

戻り値:
発生したコレクションの合計数

getCollectionTime

long getCollectionTime()
コレクションのおよその累積経過時間 (ミリ秒単位) を返します。このコレクタにコレクション経過時間が定義されていない場合、このメソッドは、-1 を返します。

Java 仮想マシンの実装では、経過時間の測定に高精度タイマーを使用できます。このメソッドは、コレクション経過時間がきわめて短い場合、コレクションカウントが増えた場合でも同じ値を返す可能性があります。

戻り値:
およその累積コレクション経過時間 (ミリ秒単位)

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