JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.net
クラス ResponseCache

java.lang.Object
  上位を拡張 java.net.ResponseCache

public abstract class ResponseCache
extends Object

URLConnection のキャッシュの実装を表します。そのようなクラスのインスタンスをシステムに登録するには、ResponseCache.setDefault(ResponseCache) を実行します。システムがこのオブジェクトを呼び出す目的は、次のとおりです。

ResponseCache 実装は、キャッシュすべきリソースとそのキャッシュ期間を決定します。要求されたリソースがキャッシュから取得不可能な場合、プロトコルハンドラはそのリソースを元の場所から取得します。 URLConnection#useCaches の設定によって、プロトコルがキャッシュ内の応答を使用できるかどうかが決まります。 HTTP キャッシュ処理の詳細については、「RFC 2616: Hypertext Transfer Protocol -- HTTP/1.1」 を参照してください。

導入されたバージョン:
1.5

コンストラクタの概要
ResponseCache()
           
 
メソッドの概要
abstract  CacheResponse get(URI uri, String rqstMethod, Map<String,List<String>> rqstHeaders)
          要求 URI、要求メソッド、および要求ヘッダーに基づいて、キャッシュ内の応答を取得します。
static ResponseCache getDefault()
          システム全体の応答キャッシュを取得します。
abstract  CacheRequest put(URI uri, URLConnection conn)
          プロトコルハンドラがリソースの取得完了後にこのメソッドを呼び出し、ResponseCache がそのリソースをキャッシュ内に格納すべきかどうかを決定します。
static void setDefault(ResponseCache responseCache)
          システム全体のキャッシュを設定 (または設定解除) します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

ResponseCache

public ResponseCache()
メソッドの詳細

getDefault

public static ResponseCache getDefault()
システム全体の応答キャッシュを取得します。

戻り値:
システム全体の ResponseCache
例外:
SecurityException - セキュリティーマネージャーがインストールされていて、それが NetPermission("getResponseCache") を拒否した場合
導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
setDefault(ResponseCache)

setDefault

public static void setDefault(ResponseCache responseCache)
システム全体のキャッシュを設定 (または設定解除) します。 注:標準でないプロトコルハンドラは、この設定を無視する可能性があります。

パラメータ:
responseCache - 応答キャッシュ。キャッシュを設定解除する場合は null
例外:
SecurityException - セキュリティーマネージャーがインストールされていて、それが NetPermission("setResponseCache") を拒否した場合
導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
getDefault()

get

public abstract CacheResponse get(URI uri,
                                  String rqstMethod,
                                  Map<String,List<String>> rqstHeaders)
                           throws IOException
要求 URI、要求メソッド、および要求ヘッダーに基づいて、キャッシュ内の応答を取得します。通常、プロトコルハンドラは、ネットワークリソースの取得要求を送信する前に、このメソッドを呼び出します。キャッシュ内の応答が返された場合、そのリソースが代わりに使用されます。

パラメータ:
uri - 要求されたネットワークリソースの参照に使用される URI
rqstMethod - 要求メソッドを表す String
rqstHeaders - 要求ヘッダーフィールド名からフィールド値のリストへの Map。これは現在の要求ヘッダーを表す
戻り値:
キャッシュから取得可能な場合は CacheResponse インスタンス。それ以外の場合は null
例外:
IOException - 入出力エラーが発生した場合
IllegalArgumentException - 引数のいずれかが null の場合
関連項目:
URLConnection.setUseCaches(boolean), URLConnection.getUseCaches(), URLConnection.setDefaultUseCaches(boolean), URLConnection.getDefaultUseCaches()

put

public abstract CacheRequest put(URI uri,
                                 URLConnection conn)
                          throws IOException
プロトコルハンドラがリソースの取得完了後にこのメソッドを呼び出し、ResponseCache がそのリソースをキャッシュ内に格納すべきかどうかを決定します。リソースがキャッシュに格納される場合、put() は、WriteableByteChannel を含む CacheRequest オブジェクトを返します。プロトコルハンドラはこれを使ってリソースをキャッシュ内に書き込みます。リソースがキャッシュに格納されない場合、put は null を返します。

パラメータ:
uri - 要求されたネットワークリソースの参照に使用される URI
conn - キャッシュ対象の応答の取得に使用される URLConnection インスタンス
戻り値:
キャッシュ対象の応答を記録するための CacheRequest。null が返された場合、それは、呼び出し元が応答をキャッシュに格納するつもりがないことを示す
例外:
IOException - 入出力エラーが発生した場合
IllegalArgumentException - 引数のいずれかが null の場合

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