JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.rmi
クラス RemoteException

java.lang.Object
  上位を拡張 java.lang.Throwable
      上位を拡張 java.lang.Exception
          上位を拡張 java.io.IOException
              上位を拡張 java.rmi.RemoteException
すべての実装されたインタフェース:
Serializable
直系の既知のサブクラス:
AccessException, ActivateFailedException, ActivityCompletedException, ActivityRequiredException, ConnectException, ConnectIOException, ExportException, InvalidActivityException, InvalidTransactionException, MarshalException, NoSuchObjectException, ServerError, ServerException, ServerRuntimeException, SkeletonMismatchException, SkeletonNotFoundException, StubNotFoundException, TransactionRequiredException, TransactionRolledbackException, UnexpectedException, UnknownHostException, UnmarshalException

public class RemoteException
extends IOException

RemoteException は、リモートメソッド呼び出しの実行中に発生する多くの通信関連の例外で使用する共通のスーパークラスです。java.rmi.Remote を拡張するインタフェースであるリモートインタフェースの各メソッドは、その throws 節に RemoteException を記載する必要があります。

1.4 リリースでは、この例外は汎用的な例外チェーン機構に適合するように改良されています。「ラップされたリモート例外」は、例外を構築するときに指定し、public detail フィールドを介して取得していました。この例外は、リリース 1.4 では「原因」と呼ばれるようになり、前述のフィールドだけでなく、Throwable.getCause() メソッドを介して取得できます。

RemoteException のインスタンス上で Throwable.initCause(Throwable) メソッドを呼び出した場合、常に IllegalStateException がスローされます。

導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
直列化された形式

フィールドの概要
 Throwable detail
          このリモート例外の原因です。
 
コンストラクタの概要
RemoteException()
          RemoteException を構築します。
RemoteException(String s)
          指定された詳細メッセージを持つ RemoteException を構築します。
RemoteException(String s, Throwable cause)
          指定された詳細メッセージと原因を持つ RemoteException を構築します。
 
メソッドの概要
 Throwable getCause()
          この例外の原因を返します。
 String getMessage()
          この例外の詳細メッセージ (原因のメッセージがある場合はそれも含む) を返します。
 
クラス java.lang.Throwable から継承されたメソッド
fillInStackTrace, getLocalizedMessage, getStackTrace, initCause, printStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, setStackTrace, toString
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

detail

public Throwable detail
このリモート例外の原因です。

このフィールドは、汎用的な例外チェーン機能以前から使用されています。この情報を取得するために、Throwable.getCause() メソッドを使用することをお勧めします。

コンストラクタの詳細

RemoteException

public RemoteException()
RemoteException を構築します。


RemoteException

public RemoteException(String s)
指定された詳細メッセージを持つ RemoteException を構築します。

パラメータ:
s - 詳細メッセージ

RemoteException

public RemoteException(String s,
                       Throwable cause)
指定された詳細メッセージと原因を持つ RemoteException を構築します。このコンストラクタは、detail フィールドに指定された Throwable を設定します。

パラメータ:
s - 詳細メッセージ
cause - 原因
メソッドの詳細

getMessage

public String getMessage()
この例外の詳細メッセージ (原因のメッセージがある場合はそれも含む) を返します。

オーバーライド:
クラス Throwable 内の getMessage
戻り値:
詳細メッセージ

getCause

public Throwable getCause()
この例外の原因を返します。このメソッドが返すのは detail フィールドの値です。

オーバーライド:
クラス Throwable 内の getCause
戻り値:
原因。 null の場合もある
導入されたバージョン:
1.4

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