JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.rmi.server
クラス UID

java.lang.Object
  上位を拡張 java.rmi.server.UID
すべての実装されたインタフェース:
Serializable

public final class UID
extends Object
implements Serializable

UID とは、生成元のホスト上で常に一意である識別子、または 216 の「既知の」識別子のことです。

生成元のホスト上で常に一意である識別子を生成するには、UID() コンストラクタを使用します。216 の「既知の」識別子を生成するには、UID(short) コンストラクタを使用します。

UID のインスタンスは、3 つのプリミティブ値で構成されます。

生成された UID インスタンスが生成元のホスト上で常に一意であるためには、ホストのリブートに 1 ミリ秒を超える時間が必要です。また、ホストのシステムクロックを逆方向に戻さないでください。大域的に一意の識別子を作成するには、UID インスタンスを、IP アドレスなどの一意ホスト識別子と組み合わせます。

導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
直列化された形式

コンストラクタの概要
UID()
          生成元のホスト上で常に一意である UID を生成します。
UID(short num)
          「既知の」 UID を作成します。
 
メソッドの概要
 boolean equals(Object obj)
          指定されたオブジェクトとこの UID が等しいかどうかを比較します。
 int hashCode()
          この UID のハッシュコード値を返します。
static UID read(DataInput in)
          DataInput インスタンスのバイナリ表現を非整列化して新しい UID インスタンスを構築し、そのインスタンスを返します。
 String toString()
          この UID の文字列表現を返します。
 void write(DataOutput out)
          この UID のバイナリ表現を整列化して、DataOutput のインスタンスに書き込みます。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

UID

public UID()
生成元のホスト上で常に一意である UID を生成します。


UID

public UID(short num)
「既知の」 UID を作成します。 最大 216 個の既知の ID を作成できます。

このコンストラクタを使用して生成した UID は、引数を指定しないで生成した UID と重複することはありません。

パラメータ:
num - 既知の UID の番号
メソッドの詳細

hashCode

public int hashCode()
この UID のハッシュコード値を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
戻り値:
この UID のハッシュコード値
関連項目:
Object.equals(java.lang.Object), Hashtable

equals

public boolean equals(Object obj)
指定されたオブジェクトとこの UID が等しいかどうかを比較します。 このメソッドは、指定されたオブジェクトが UID インスタンスであり、かつこのオブジェクトと同じ uniquetimecount 値を持つ場合に限り、true を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の equals
パラメータ:
obj - この UID と比較するオブジェクト
戻り値:
指定されたオブジェクトがこのオブジェクトと一致する場合は true、一致しない場合は false
関連項目:
Object.hashCode(), Hashtable

toString

public String toString()
この UID の文字列表現を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
この UID の文字列表現

write

public void write(DataOutput out)
           throws IOException
この UID のバイナリ表現を整列化して、DataOutput のインスタンスに書き込みます。

このメソッドはまず、この UIDunique 値を使用して指定されたストリームの DataOutput.writeInt(int) メソッドを呼び出し、次にこの UIDtime 値を使用してストリームの DataOutput.writeLong(long) メソッドを呼び出し、さらにこの UIDcount 値を使用してストリームの DataOutput.writeShort(int) メソッドを呼び出します。

パラメータ:
out - この UID の書き込み先の DataOutput インスタンス
例外:
IOException - この操作の実行中に入出力エラーが発生した場合

read

public static UID read(DataInput in)
                throws IOException
DataInput インスタンスのバイナリ表現を非整列化して新しい UID インスタンスを構築し、そのインスタンスを返します。

このメソッドはまず、指定されたストリームの DataInput.readInt() メソッドを呼び出して unique 値を読み込み、次にストリームの DataInput.readLong() メソッドを呼び出して time 値を読み込み、さらにストリームの DataInput.readShort() メソッドを呼び出して count 値を読み込みます。 最後に、ストリームから読み込んだ uniquetime、および count 値を使用して作成した新しい UID のインスタンスを返します。

パラメータ:
in - この UID の読み取り元の DataInput インスタンス
戻り値:
非整列化された UID インスタンス
例外:
IOException - この操作の実行中に入出力エラーが発生した場合

JavaTM Platform
Standard Ed. 6

バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

Copyright 2006 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. Documentation Redistribution Policy も参照してください。