JavaTM Platform
Standard Ed. 6

org.w3c.dom
インタフェース TypeInfo


public interface TypeInfo

TypeInfo インタフェースは、文書に関連するスキーマで指定された Element ノードまたは Attr ノードから参照される型を表します。型は、名前空間 URI プロパティーと名前プロパティーの一対のペアであり、文書のスキーマによって決まります。

文書のスキーマが XML DTD「XML 1.0」である場合、値は次のように計算されます。

文書のスキーマが XML スキーマ「XML Schema Part 1」である場合、スキーマ検証後情報セットコントリビューション (PSVI コントリビューション) 値を使用して次のように計算されます。

注: したがって、W3C の範囲に含まれない他のスキーマ言語では、TypeInfo を使用して、型システムを表す方法を定義する必要があります。

「Document Object Model (DOM) Level 3 Core Specification」を参照してください。

導入されたバージョン:
DOM Level 3

フィールドの概要
static int DERIVATION_EXTENSION
          文書のスキーマが XML スキーマ「XML Schema Part 1」の場合、この定数は拡張による派生を表します。
static int DERIVATION_LIST
          文書のスキーマが XML スキーマ「XML Schema Part 1」のとき、この定数は リストを表します。
static int DERIVATION_RESTRICTION
          文書のスキーマが XML スキーマ 「XML Schema Part 1」のとき、複合型が関係する場合には、この定数は制限による派生を表し、単純な型が関係する場合には制限を表します。
static int DERIVATION_UNION
          文書のスキーマが XML スキーマ「XML Schema Part 1」のとき、単一の型が関係する場合には、この定数は共用体 を表します。
 
メソッドの概要
 String getTypeName()
          関連する要素または属性に対して宣言された型の名前。
 String getTypeNamespace()
          関連する要素または属性に対して宣言された型の名前空間。
 boolean isDerivedFrom(String typeNamespaceArg, String typeNameArg, int derivationMethod)
          このメソッドは、参照の型定義間 (つまり、メソッドが呼び出されている TypeInfo と、パラメータとして渡されるその他の型定義間) に派生があるかどうかを返します。
 

フィールドの詳細

DERIVATION_RESTRICTION

static final int DERIVATION_RESTRICTION
文書のスキーマが XML スキーマ 「XML Schema Part 1」のとき、複合型が関係する場合には、この定数は制限による派生を表し、単純な型が関係する場合には制限を表します。
参照の型定義は、ほかの型定義が参照の型定義と同じ場合や、参照の型定義から {base type definition} プロパティーを辿ってほかの型定義に再帰的に到達できる場合は、制限によってほかの型定義から派生します。 関係するすべての「derivation methods」は制限です。

関連項目:
定数フィールド値

DERIVATION_EXTENSION

static final int DERIVATION_EXTENSION
文書のスキーマが XML スキーマ「XML Schema Part 1」の場合、この定数は拡張による派生を表します。
参照の型定義は、参照の型定義から {base type definition} プロパティーを辿ってほかの型定義に再帰的に到達できる場合には、拡張によってほかの型定義から派生します。 関係する「derivation methods」の少なくとも 1 つが拡張です。

関連項目:
定数フィールド値

DERIVATION_UNION

static final int DERIVATION_UNION
文書のスキーマが XML スキーマ「XML Schema Part 1」のとき、単一の型が関係する場合には、この定数は共用体 を表します。

2 つの型定義、T1 と T2 が存在する場合は、共用体によってほかの型定義から派生します (参照の型定義は DERIVATION_RESTRICTION または DERIVATION_EXTENSION によって T1 から派生し、T2 は、DERIVATION_RESTRICTION によってほかの型定義から派生する。T1 は {variety}「リスト」を持ち、T2 は {item type definition} である)。 T1 は参照の型定義と同じになり、T2 はほかの型定義と同じになります。

関連項目:
定数フィールド値

DERIVATION_LIST

static final int DERIVATION_LIST
文書のスキーマが XML スキーマ「XML Schema Part 1」のとき、この定数は リストを表します。
2 つの型定義、T1 と T2 が存在する場合は、リストによってほかの型定義から派生します (参照の型定義は DERIVATION_RESTRICTION または DERIVATION_EXTENSION によって T1 から派生し、T2 は、DERIVATION_RESTRICTION によってほかの型定義から派生する。T1 は {variety}「リスト」を持ち、T2 は {item type definition} である)。 T1 は参照の型定義と同じになり、T2 はほかの型定義と同じになります。

関連項目:
定数フィールド値
メソッドの詳細

getTypeName

String getTypeName()
関連する要素または属性に対して宣言された型の名前。 未知の場合は null


getTypeNamespace

String getTypeNamespace()
関連する要素または属性に対して宣言された型の名前空間。 要素が宣言を持たない場合、または名前空間情報がない場合は null


isDerivedFrom

boolean isDerivedFrom(String typeNamespaceArg,
                      String typeNameArg,
                      int derivationMethod)
このメソッドは、参照の型定義間 (つまり、メソッドが呼び出されている TypeInfo と、パラメータとして渡されるその他の型定義間) に派生があるかどうかを返します。

パラメータ:
typeNamespaceArg - その他の型定義の名前空間
typeNameArg - その他の型定義の名前
derivationMethod - このインタフェースで提供された定数のリストで規定されているように、 派生の型および 2 つの型間に適用される 条件
戻り値:
文書のスキーマが DTD であるか、文書に関連付けられたスキーマがない場合、 このメソッドは常に false を返す。 . 文書のスキーマが XML スキーマであるとき、 参照の型定義が派生パラメータに従ってほかの型定義から派生する場合、 メソッドは true を返す。パラメータの 値が 0 のとき (derivationMethod パラメータに対して 1 に設定されるビットはない)、 参照の型定義から {base type definition}、{item type definition}、 または {member type definitions} の任意の組み合わせを再帰的に扱うことによって ほかの型定義へ再帰的に到達できる場合、メソッドは true を返す

JavaTM Platform
Standard Ed. 6

バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

Copyright 2006 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. Documentation Redistribution Policy も参照してください。