JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.awt
クラス CheckboxMenuItem

java.lang.Object
  上位を拡張 java.awt.MenuComponent
      上位を拡張 java.awt.MenuItem
          上位を拡張 java.awt.CheckboxMenuItem
すべての実装されたインタフェース:
ItemSelectable, Serializable, Accessible

public class CheckboxMenuItem
extends MenuItem
implements ItemSelectable, Accessible

このクラスは、メニューに追加できるチェックボックスを表します。メニュー内のチェックボックスを選択すると、その状態が「オン」から「オフ」へ、または「オフ」から「オン」へ変更されます。  

次の図は、CheckBoxMenuItem のインスタンスが含まれているメニューを表します。  

Basic、Simple、Check、および More Examples という項目を含む Examples というラベルの付いたメニュー。Check 項目はオフ状態の CheckBoxMenuItem インスタンス。  

Check というラベルの付いた項目は、「オフ」の状態のチェックボックスメニュー項目を示します。  

チェックボックスメニュー項目を選択すると、AWT は項目イベントをその項目に送ります。このイベントは ItemEvent のインスタンスなので、processEvent メソッドはそのイベントを調べて processItemEvent に渡します。後者のメソッドは、このメニュー項目によって生成される項目イベントの通知を登録しているすべての ItemListener オブジェクトにそのイベントを送ります。

導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
ItemEvent, ItemListener, 直列化された形式

入れ子のクラスの概要
protected  class CheckboxMenuItem.AccessibleAWTCheckboxMenuItem
          ユーザー補助機能のデフォルトサポートを提供するために使用する CheckboxMenuItem の内部クラスです。
 
クラス java.awt.MenuItem から継承された入れ子のクラス/インタフェース
MenuItem.AccessibleAWTMenuItem
 
クラス java.awt.MenuComponent から継承された入れ子のクラス/インタフェース
MenuComponent.AccessibleAWTMenuComponent
 
コンストラクタの概要
CheckboxMenuItem()
          空のラベルが付いた、チェックボックスメニュー項目を生成します。
CheckboxMenuItem(String label)
          指定されたラベルが付いた、チェックボックスメニュー項目を生成します。
CheckboxMenuItem(String label, boolean state)
          指定されたラベルが付いたチェックボックスメニュー項目を、指定された状態で生成します。
 
メソッドの概要
 void addItemListener(ItemListener l)
          指定された項目リスナーを、このチェックボックスの項目イベント受信のために追加します。
 void addNotify()
          チェックボックス項目のピアを生成します。
 AccessibleContext getAccessibleContext()
          この CheckboxMenuItem に関連付けられた AccessibleContext を返します。
 ItemListener[] getItemListeners()
          このチェックボックスメニュー項目に登録されているすべての項目リスナーの配列を返します。
<T extends EventListener>
T[]
getListeners(Class<T> listenerType)
          この CheckboxMenuItemFooListener として現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。
 Object[] getSelectedObjects()
          チェックボックスメニュー項目のラベルを含む配列 (長さ 1) を返します。
 boolean getState()
          このチェックボックスメニュー項目の状態が「オン」であるか「オフ」であるかを判定します。
 String paramString()
          この CheckBoxMenuItem の状態を表す文字列を返します。
protected  void processEvent(AWTEvent e)
          このチェックボックスメニュー項目のイベントを処理します。
protected  void processItemEvent(ItemEvent e)
          このチェックボックスメニュー項目で発生する項目イベントを、登録されている ItemListener オブジェクトにディスパッチすることにより、項目イベントを処理します。
 void removeItemListener(ItemListener l)
          このチェックボックスメニュー項目からの項目イベントを受け取らないように、指定された項目リスナーを削除します。
 void setState(boolean b)
          このチェックボックスメニュー項目を、指定された状態に設定します。
 
クラス java.awt.MenuItem から継承されたメソッド
addActionListener, deleteShortcut, disable, disableEvents, enable, enable, enableEvents, getActionCommand, getActionListeners, getLabel, getShortcut, isEnabled, processActionEvent, removeActionListener, setActionCommand, setEnabled, setLabel, setShortcut
 
クラス java.awt.MenuComponent から継承されたメソッド
dispatchEvent, getFont, getName, getParent, getPeer, getTreeLock, postEvent, removeNotify, setFont, setName, toString
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

CheckboxMenuItem

public CheckboxMenuItem()
                 throws HeadlessException
空のラベルが付いた、チェックボックスメニュー項目を生成します。項目の初期状態は「オフ」に設定されます。

例外:
HeadlessException - GraphicsEnvironment.isHeadless() が true を返す場合
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
GraphicsEnvironment.isHeadless()

CheckboxMenuItem

public CheckboxMenuItem(String label)
                 throws HeadlessException
指定されたラベルが付いた、チェックボックスメニュー項目を生成します。項目の初期状態は「オフ」に設定されます。

パラメータ:
label - チェックボックスメニュー項目の文字列ラベル。 メニュー項目にラベルがない場合は null
例外:
HeadlessException - GraphicsEnvironment.isHeadless() が true を返す場合
関連項目:
GraphicsEnvironment.isHeadless()

CheckboxMenuItem

public CheckboxMenuItem(String label,
                        boolean state)
                 throws HeadlessException
指定されたラベルが付いたチェックボックスメニュー項目を、指定された状態で生成します。

パラメータ:
label - チェックボックスメニュー項目の文字列ラベル。 メニュー項目にラベルがない場合は null
state - メニュー項目の初期状態。 true は「オン」を、 false は「オフ」を示す
例外:
HeadlessException - GraphicsEnvironment.isHeadless() が true を返す場合
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
GraphicsEnvironment.isHeadless()
メソッドの詳細

addNotify

public void addNotify()
チェックボックス項目のピアを生成します。これにより、チェックボックス項目の機能を変更することなく、その外観を変更することが可能になります。ほとんどのアプリケーションはこのメソッドを直接には呼び出しません。

オーバーライド:
クラス MenuItem 内の addNotify
関連項目:
Toolkit.createCheckboxMenuItem(java.awt.CheckboxMenuItem), Component.getToolkit()

getState

public boolean getState()
このチェックボックスメニュー項目の状態が「オン」であるか「オフ」であるかを判定します。

戻り値:
このチェックボックスメニュー項目の状態。 true は「オン」を、 false は「オフ」を示す
関連項目:
setState(boolean)

setState

public void setState(boolean b)
このチェックボックスメニュー項目を、指定された状態に設定します。boolean 値 true は「オン」を示し、false は「オフ」を示します。  

このメソッドは主にチェックボックスメニュー項目のステータス初期化のために使用してください。チェックボックスのステータスをプログラムで設定しても ItemEvent は開始されません。ItemEvent をトリガーする唯一の方法はユーザーの操作です。

パラメータ:
b - チェックボックスメニューアイテムが「オン」の場合は true、 そうでない場合は false
関連項目:
getState()

getSelectedObjects

public Object[] getSelectedObjects()
チェックボックスメニュー項目のラベルを含む配列 (長さ 1) を返します。ただし、チェックボックスが選択されていない場合には、null を返します。

定義:
インタフェース ItemSelectable 内の getSelectedObjects
関連項目:
ItemSelectable

addItemListener

public void addItemListener(ItemListener l)
指定された項目リスナーを、このチェックボックスの項目イベント受信のために追加します。項目イベントは setState() の呼び出しではなく、ユーザーのアクションに反応してリスナーに送信されます。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。  

スレッドモデルの詳細は、「AWT Threading Issues」を参照してください。

定義:
インタフェース ItemSelectable 内の addItemListener
パラメータ:
l - 項目リスナー
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
removeItemListener(java.awt.event.ItemListener), getItemListeners(), setState(boolean), ItemEvent, ItemListener

removeItemListener

public void removeItemListener(ItemListener l)
このチェックボックスメニュー項目からの項目イベントを受け取らないように、指定された項目リスナーを削除します。l が null の場合、例外はスローされず、処理も実行されません。  

スレッドモデルの詳細は、「AWT Threading Issues」を参照してください。

定義:
インタフェース ItemSelectable 内の removeItemListener
パラメータ:
l - 項目リスナー
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
addItemListener(java.awt.event.ItemListener), getItemListeners(), ItemEvent, ItemListener

getItemListeners

public ItemListener[] getItemListeners()
このチェックボックスメニュー項目に登録されているすべての項目リスナーの配列を返します。

戻り値:
このチェックボックスメニュー項目のすべての ItemListener。 項目リスナーが現在登録されていない場合は 空の配列
導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
addItemListener(java.awt.event.ItemListener), removeItemListener(java.awt.event.ItemListener), ItemEvent, ItemListener

getListeners

public <T extends EventListener> T[] getListeners(Class<T> listenerType)
この CheckboxMenuItemFooListener として現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。FooListener は、addFooListener メソッドを使用して登録します。

FooListener.class といったクラスリテラルを使用して、listenerType 引数を指定できます。たとえば、この項目リスナーに対する CheckboxMenuItem c の照会は次のコードで行います。 このようなリスナーがない場合は空の配列を返します。

オーバーライド:
クラス MenuItem 内の getListeners
パラメータ:
listenerType - 要求されるリスナーの型。 java.util.EventListener の下位インタフェースを指定
戻り値:
このコンポーネントに FooListener として登録されているすべてのオブジェクトの配列。 このチェックボックスメニュー項目に FooListener として登録されているすべてのオブジェクトの配列。 リスナーが登録されていない場合は 空の配列
例外:
ClassCastException - listenerTypejava.util.EventListener を実装するクラスまたはインタフェースを指定しない場合
導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
getItemListeners()

processEvent

protected void processEvent(AWTEvent e)
このチェックボックスメニュー項目のイベントを処理します。イベントが ItemEvent のインスタンスである場合、このメソッドは processItemEvent メソッドを呼び出します。イベントが項目イベントでない場合、スーパークラスの processEvent を呼び出します。  

現在、チェックボックスメニュー項目がサポートしているのは、項目イベントだけです。  

イベントパラメータが null の場合の動作は定義されていないため例外がスローされます。

オーバーライド:
クラス MenuItem 内の processEvent
パラメータ:
e - イベント
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
ItemEvent, processItemEvent(java.awt.event.ItemEvent)

processItemEvent

protected void processItemEvent(ItemEvent e)
このチェックボックスメニュー項目で発生する項目イベントを、登録されている ItemListener オブジェクトにディスパッチすることにより、項目イベントを処理します。  

このメニュー項目で項目イベントが使用可能でない場合、このメソッドは呼び出されません。項目イベントは、以下の項目の 1 つが発生したときに使用可能になります。

  • ItemListener オブジェクトが addItemListener を使って登録される
  • enableEvents によって項目イベントが使用可能になっている
 

イベントパラメータが null の場合の動作は定義されていないため例外がスローされます。

パラメータ:
e - 項目イベント
導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
ItemEvent, ItemListener, addItemListener(java.awt.event.ItemListener), MenuItem.enableEvents(long)

paramString

public String paramString()
この CheckBoxMenuItem の状態を表す文字列を返します。このメソッドはデバッグ専用であり、返される文字列の内容および形式は実装によって異なります。返される文字列は空の場合がありますが、null にはなりません。

オーバーライド:
クラス MenuItem 内の paramString
戻り値:
このチェックボックスメニュー項目のパラメータ文字列

getAccessibleContext

public AccessibleContext getAccessibleContext()
この CheckboxMenuItem に関連付けられた AccessibleContext を返します。CheckboxMenuItem の場合、AccessibleContext は AccessibleAWTCheckboxMenuItem の形式を取ります。必要に応じて新規の AccessibleAWTCheckboxMenuItem が生成されます。

定義:
インタフェース Accessible 内の getAccessibleContext
オーバーライド:
クラス MenuItem 内の getAccessibleContext
戻り値:
この CheckboxMenuItem の AccessibleContext として機能する AccessibleAWTCheckboxMenuItem
導入されたバージョン:
1.3

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