JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.awt.dnd
クラス DragSourceAdapter

java.lang.Object
  上位を拡張 java.awt.dnd.DragSourceAdapter
すべての実装されたインタフェース:
DragSourceListener, DragSourceMotionListener, EventListener

public abstract class DragSourceAdapter
extends Object
implements DragSourceListener, DragSourceMotionListener

ドラッグソースイベントを受け取る抽象アダプタクラスです。このクラスのメソッドはすべて空です。このクラスは、リスナーオブジェクトの作成を容易にするためだけに提供されています。  

DragSourceEvent リスナーを作成するには、このクラスを拡張して関連イベントに対するメソッドをオーバーライドします。DragSourceListener インタフェースを実装する場合は、その中のメソッドをすべて定義する必要があります。この abstract クラスは、実装が必要なすべてのメソッドについて空の定義をしているので、必要なイベント用のメソッドを定義するだけで済みます。  

拡張したクラスを使ってリスナーオブジェクトを作成後、リスナーオブジェクトを DragSource に登録します。ドラッグによってドロップサイトが入力、移動、または終了されたり、ドロップアクションが変更されたり、あるいはドラッグが終了したりすると、リスナーオブジェクトの関連するメソッドが呼び出され、そのメソッドに DragSourceEvent が渡されます。  

このアダプタの dragEnter() の最後の呼び出しがドロップサイトに対応し、このアダプタの dragExit() の呼び出しがあとに続かない場合は、ドロップサイトは前の dragEnter() の呼び出しに関連付けられます。

導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
DragSourceEvent, DragSourceListener, DragSourceMotionListener

コンストラクタの概要
DragSourceAdapter()
           
 
メソッドの概要
 void dragDropEnd(DragSourceDropEvent dsde)
          このメソッドの起動により、ドラッグ&ドロップ操作が完了したことを示します。
 void dragEnter(DragSourceDragEvent dsde)
          カーソルのホットスポットがプラットフォーム依存のドロップサイトを入力したときに呼び出されます。
 void dragExit(DragSourceEvent dse)
          カーソルのホットスポットがプラットフォーム依存のドロップサイトを終了したときに呼び出されます。
 void dragMouseMoved(DragSourceDragEvent dsde)
          ドラッグ操作中にマウスが移動したときに呼び出されます。
 void dragOver(DragSourceDragEvent dsde)
          カーソルのホットスポットがプラットフォーム依存のドロップサイトに移動したときに呼び出されます。
 void dropActionChanged(DragSourceDragEvent dsde)
          ユーザーがドロップジェスチャーを変更したときに呼び出されます。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

DragSourceAdapter

public DragSourceAdapter()
メソッドの詳細

dragEnter

public void dragEnter(DragSourceDragEvent dsde)
カーソルのホットスポットがプラットフォーム依存のドロップサイトを入力したときに呼び出されます。このメソッドは、次の条件がすべて満たされたときに呼び出されます。

定義:
インタフェース DragSourceListener 内の dragEnter
パラメータ:
dsde - DragSourceDragEvent

dragOver

public void dragOver(DragSourceDragEvent dsde)
カーソルのホットスポットがプラットフォーム依存のドロップサイトに移動したときに呼び出されます。このメソッドは、次の条件がすべて満たされたときに呼び出されます。

定義:
インタフェース DragSourceListener 内の dragOver
パラメータ:
dsde - DragSourceDragEvent

dragMouseMoved

public void dragMouseMoved(DragSourceDragEvent dsde)
ドラッグ操作中にマウスが移動したときに呼び出されます。

定義:
インタフェース DragSourceMotionListener 内の dragMouseMoved
パラメータ:
dsde - DragSourceDragEvent

dropActionChanged

public void dropActionChanged(DragSourceDragEvent dsde)
ユーザーがドロップジェスチャーを変更したときに呼び出されます。このメソッドは、ユーザーが使用している入力デバイスの状態が変更になった場合に呼び出されます。このようなデバイスは、通常、ユーザーが使用するマウスボタンまたはキーボード修飾子となります。

定義:
インタフェース DragSourceListener 内の dropActionChanged
パラメータ:
dsde - DragSourceDragEvent

dragExit

public void dragExit(DragSourceEvent dse)
カーソルのホットスポットがプラットフォーム依存のドロップサイトを終了したときに呼び出されます。このメソッドは、次の条件のどれかが満たされたときに呼び出されます。 または または

定義:
インタフェース DragSourceListener 内の dragExit
パラメータ:
dse - DragSourceEvent

dragDropEnd

public void dragDropEnd(DragSourceDropEvent dsde)
このメソッドの起動により、ドラッグ&ドロップ操作が完了したことを示します。DragSourceDropEvent の getDropSuccess() メソッドを使用して、終了状態を決めることができます。getDropAction() メソッドは、Drop 操作に適用するため、ドロップサイトが選択した操作を返します。このメソッドが完了すると、現在の DragSourceContext および関連するリソースは無効となります。

定義:
インタフェース DragSourceListener 内の dragDropEnd
パラメータ:
dsde - DragSourceDropEvent

JavaTM Platform
Standard Ed. 6

バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

Copyright 2006 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. Documentation Redistribution Policy も参照してください。