JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.beans
クラス PropertyEditorSupport

java.lang.Object
  上位を拡張 java.beans.PropertyEditorSupport
すべての実装されたインタフェース:
PropertyEditor

public class PropertyEditorSupport
extends Object
implements PropertyEditor

プロパティーエディタを構築するためのサポートクラスです。

基底クラスまたは委譲元として使用できます。


コンストラクタの概要
PropertyEditorSupport()
          PropertyEditorSupport オブジェクトを構築します。
PropertyEditorSupport(Object source)
          PropertyEditorSupport オブジェクトを構築します。
 
メソッドの概要
 void addPropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
          PropertyChange イベントのリスナーを登録します。
 void firePropertyChange()
          関連するすべてのリスナーを変更したことを報告します。
 String getAsText()
          編集するユーザーへの表示に適した文字列として、プロパティー値を取得します。
 Component getCustomEditor()
          PropertyEditor は、プロパティー値を編集する完全なカスタムコンポーネントを提供することができます。
 String getJavaInitializationString()
          Java コードを生成してプロパティーの値を設定するときに使います。
 Object getSource()
          イベントのソースとして使用される Bean を返します。
 String[] getTags()
          プロパティー値が既知のタグ付きの値セットの 1 つでなければならない場合に、タグ付きの値の配列を返します。
 Object getValue()
          プロパティーの値を取得します。
 boolean isPaintable()
          クラスが paintValue メソッドを受け取るかどうかを判定します。
 void paintValue(Graphics gfx, Rectangle box)
          値の表現を画面の指定された領域に描画します。
 void removePropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
          PropertyChange イベントのリスナーを削除します。
 void setAsText(String text)
          指定された String (文字列) を解析してプロパティー値を設定します。
 void setSource(Object source)
          ソース Bean を設定します。
 void setValue(Object value)
          編集するオブジェクトを設定または変更します。
 boolean supportsCustomEditor()
          propertyEditor がカスタムエディタをサポートできるかどうかを判定します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

PropertyEditorSupport

public PropertyEditorSupport()
PropertyEditorSupport オブジェクトを構築します。

導入されたバージョン:
1.5

PropertyEditorSupport

public PropertyEditorSupport(Object source)
PropertyEditorSupport オブジェクトを構築します。

パラメータ:
source - イベントをトリガーするために使用されるソース
導入されたバージョン:
1.5
メソッドの詳細

getSource

public Object getSource()
イベントのソースとして使用される Bean を返します。ソースが明示的に設定されていない場合、PropertyEditorSupport のインスタンスが返されます。

戻り値:
ソースオブジェクトまたはこのインスタンス
導入されたバージョン:
1.5

setSource

public void setSource(Object source)
ソース Bean を設定します。

ソース Bean は、プロパティー変更のイベントのソースとして使用されます。このソースは、情報を提供する目的のみで使用し、PropertyEditor で変更しないでください。

パラメータ:
source - イベントに使用されるソースオブジェクト
導入されたバージョン:
1.5

setValue

public void setValue(Object value)
編集するオブジェクトを設定または変更します。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の setValue
パラメータ:
value - 編集対象の新しいターゲットオブジェクト。このオブジェクトは PropertyEditor で変更するのではなく、 PropertyEditor で新しいオブジェクトを作成して 変更された値を保存する

getValue

public Object getValue()
プロパティーの値を取得します。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の getValue
戻り値:
プロパティーの値

isPaintable

public boolean isPaintable()
クラスが paintValue メソッドを受け取るかどうかを判定します。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の isPaintable
戻り値:
クラスが paintValue メソッドを受け取る場合は true

paintValue

public void paintValue(Graphics gfx,
                       Rectangle box)
値の表現を画面の指定された領域に描画します。propertyEditor は、独自のクリッピングを行い、指定された矩形内に収めます。

PropertyEditor が描画要求を受け取らない場合 (isPaintable を参照)、このメソッドは何も行いません。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の paintValue
パラメータ:
gfx - 描画されるグラフィックオブジェクト
box - グラフィックオブジェクトを描画する矩形

getJavaInitializationString

public String getJavaInitializationString()
Java コードを生成してプロパティーの値を設定するときに使います。現在のプロパティー値を持つ変数の初期化に使える Java コードのフラグメントを返します。

結果例として「2」、「new Color(127,127,34)」、「Color.orange」などがあります。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の getJavaInitializationString
戻り値:
現在値の初期化子を表す Java コードの フラグメント

getAsText

public String getAsText()
編集するユーザーへの表示に適した文字列として、プロパティー値を取得します。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の getAsText
戻り値:
編集するユーザーへの表示に適した文字列としての プロパティー値

文字列として値を表現できない場合は null

null 以外の値が返されると、PropertyEditor はその文字列を解析して setAsText() に戻す


setAsText

public void setAsText(String text)
               throws IllegalArgumentException
指定された String (文字列) を解析してプロパティー値を設定します。String の書式が不正な場合、あるいはプロパティーをテキスト表示できない場合は、java.lang.IllegalArgumentException がスローされます。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の setAsText
パラメータ:
text - 解析される文字列
例外:
IllegalArgumentException

getTags

public String[] getTags()
プロパティー値が既知のタグ付きの値セットの 1 つでなければならない場合に、タグ付きの値の配列を返します。たとえば、これを使って列挙値を表示できます。PropertyEditor でタグをサポートする場合は、値を設定する方法として、タグ付きの値を setAsText で使用できるようにしてください。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の getTags
戻り値:
このプロパティーのタグ付きの値。このプロパティーをタグ付きの値として 表示できない場合は null

getCustomEditor

public Component getCustomEditor()
PropertyEditor は、プロパティー値を編集する完全なカスタムコンポーネントを提供することができます。PropertyEditor は、エディタのコンポーネントと連携し、PropertyChange イベントをトリガーしてプロパティー値の変更を通知します。

getCustomEditor を呼び出す高レベルなコードでは、コンポーネントをより大きなプロパティーシートに組み込んだり、独自のダイアログに配置したりすることができます。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の getCustomEditor
戻り値:
ユーザーが現在のプロパティー値を直接編集できるようにする java.awt.Component。サポートされない場合は null

supportsCustomEditor

public boolean supportsCustomEditor()
propertyEditor がカスタムエディタをサポートできるかどうかを判定します。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の supportsCustomEditor
戻り値:
propertyEditor がカスタムエディタをサポートできる場合は true

addPropertyChangeListener

public void addPropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
PropertyChange イベントのリスナーを登録します。値が更新されると、PropertyChange 値がトリガーされます。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の addPropertyChangeListener
パラメータ:
listener - PropertyChange イベントがトリガーされたときに呼び出されるオブジェクト

removePropertyChangeListener

public void removePropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
PropertyChange イベントのリスナーを削除します。

定義:
インタフェース PropertyEditor 内の removePropertyChangeListener
パラメータ:
listener - 削除される PropertyChange リスナー

firePropertyChange

public void firePropertyChange()
関連するすべてのリスナーを変更したことを報告します。


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