JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.io
クラス PrintWriter

java.lang.Object
  上位を拡張 java.io.Writer
      上位を拡張 java.io.PrintWriter
すべての実装されたインタフェース:
Closeable, Flushable, Appendable

public class PrintWriter
extends Writer

オブジェクトの書式付き表現をテキスト出力ストリームに出力します。このクラスは、PrintStream にある print メソッドをすべて実装します。ただし、raw バイトを書き込むメソッドは含まれません。raw バイトに対しては、エンコードされていないバイトストリームをプログラムで使用してください。

PrintStream クラスとは異なり、自動フラッシュが有効な場合は、改行文字が出力されるときではなく、printlnprintfformat のいずれかのメソッドが呼び出されたときにのみ実行されます。これらのメソッドは、改行文字ではなく、プラットフォームに固有の行区切りの表記を使用します。

このクラスのメソッドは、コンストラクタの一部を除き、入出力例外をスローすることはありません。クライアントは、checkError() を呼び出すことによって、エラーが発生したかどうかを照会できます。

導入されたバージョン:
JDK1.1

フィールドの概要
protected  Writer out
          この PrintWriter の基本となる文字出力ストリームです。
 
クラス java.io.Writer から継承されたフィールド
lock
 
コンストラクタの概要
PrintWriter(File file)
          行の自動フラッシュは行わずに、指定されたファイルで新しい PrintWriter を作成します。
PrintWriter(File file, String csn)
          行の自動フラッシュは行わずに、指定されたファイルと文字セットで新しい PrintWriter を作成します。
PrintWriter(OutputStream out)
          行の自動フラッシュは行わずに、既存の OutputStream から新しい PrintWriter を作成します。
PrintWriter(OutputStream out, boolean autoFlush)
          既存の OutputStream から新しい PrintWriter を作成します。
PrintWriter(String fileName)
          行の自動フラッシュは行わずに、指定されたファイル名で新しい PrintWriter を作成します。
PrintWriter(String fileName, String csn)
          行の自動フラッシュは行わずに、指定されたファイル名と文字セットで新しい PrintWriter を作成します。
PrintWriter(Writer out)
          行の自動フラッシュは行わずに、新しい PrintWriter を作成します。
PrintWriter(Writer out, boolean autoFlush)
          新しい PrintWriter を作成します。
 
メソッドの概要
 PrintWriter append(char c)
          指定された文字をこのライターに追加します。
 PrintWriter append(CharSequence csq)
          指定された文字シーケンスをこのライターに追加します。
 PrintWriter append(CharSequence csq, int start, int end)
          指定された文字シーケンスのサブシーケンスをこのライターに追加します。
 boolean checkError()
          ストリームが閉じられていない場合は、そのストリームをフラッシュし、エラー状態をチェックします。
protected  void clearError()
          このストリームのエラー状態を解除します。
 void close()
          ストリームを閉じて、それに関連するすべてのシステムリソースを解放します。
 void flush()
          ストリームをフラッシュします。
 PrintWriter format(Locale l, String format, Object... args)
          指定された書式文字列および引数を使用して、書式付き文字列をこのライターに書き込みます。
 PrintWriter format(String format, Object... args)
          指定された書式文字列および引数を使用して、書式付き文字列をこのライターに書き込みます。
 void print(boolean b)
          boolean 型の値を出力します。
 void print(char c)
          文字を出力します。
 void print(char[] s)
          文字の配列を出力します。
 void print(double d)
          倍精度の浮動小数点数を出力します。
 void print(float f)
          浮動小数点数を出力します。
 void print(int i)
          整数を出力します。
 void print(long l)
          long 整数を出力します。
 void print(Object obj)
          オブジェクトを出力します。
 void print(String s)
          文字列を出力します。
 PrintWriter printf(Locale l, String format, Object... args)
          指定された書式文字列および引数を使用して、書式付き文字列をこのライターに書き込む簡易メソッドです。
 PrintWriter printf(String format, Object... args)
          指定された書式文字列および引数を使用して、書式付き文字列をこのライターに書き込む簡易メソッドです。
 void println()
          行の区切り文字列を書き込むことで、現在の行を終了させます。
 void println(boolean x)
          boolean 値を出力し、行を終了させます。
 void println(char x)
          文字を出力し、行を終了させます。
 void println(char[] x)
          文字の配列を出力し、行を終了させます。
 void println(double x)
          倍精度浮動小数点数を出力し、行を終了させます。
 void println(float x)
          浮動小数点数を出力し、行を終了させます。
 void println(int x)
          整数を出力し、行を終了させます。
 void println(long x)
          long 型の整数値を出力し、行を終了させます。
 void println(Object x)
          Object を出力し、行を終了させます。
 void println(String x)
          文字列を出力し、行を終了させます。
protected  void setError()
          エラーが発生したことを示します。
 void write(char[] buf)
          文字の配列を書き込みます。
 void write(char[] buf, int off, int len)
          文字の配列の一部を書き込みます。
 void write(int c)
          単一の文字を書き込みます。
 void write(String s)
          文字列を書き込みます。
 void write(String s, int off, int len)
          文字列の一部を書き込みます。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

out

protected Writer out
この PrintWriter の基本となる文字出力ストリームです。

導入されたバージョン:
1.2
コンストラクタの詳細

PrintWriter

public PrintWriter(Writer out)
行の自動フラッシュは行わずに、新しい PrintWriter を作成します。

パラメータ:
out - 文字出力ストリーム

PrintWriter

public PrintWriter(Writer out,
                   boolean autoFlush)
新しい PrintWriter を作成します。

パラメータ:
out - 文字出力ストリーム
autoFlush - boolean 値。true の場合、println メソッド、printf メソッド、または format メソッドは出力バッファーをフラッシュする

PrintWriter

public PrintWriter(OutputStream out)
行の自動フラッシュは行わずに、既存の OutputStream から新しい PrintWriter を作成します。この簡易コンストラクタは、必要となる中間の OutputStreamWriter を作成します。これは、デフォルトの文字エンコーディングを使用して文字をバイトに変換します。

パラメータ:
out - 出力ストリーム
関連項目:
OutputStreamWriter.OutputStreamWriter(java.io.OutputStream)

PrintWriter

public PrintWriter(OutputStream out,
                   boolean autoFlush)
既存の OutputStream から新しい PrintWriter を作成します。この簡易コンストラクタは、必要となる中間の OutputStreamWriter を作成します。これは、デフォルトの文字エンコーディングを使用して文字をバイトに変換します。

パラメータ:
out - 出力ストリーム
autoFlush - boolean 値。true の場合、println メソッド、printf メソッド、または format メソッドは出力バッファーをフラッシュする
関連項目:
OutputStreamWriter.OutputStreamWriter(java.io.OutputStream)

PrintWriter

public PrintWriter(String fileName)
            throws FileNotFoundException
行の自動フラッシュは行わずに、指定されたファイル名で新しい PrintWriter を作成します。この簡易コンストラクタは、必要となる中間の OutputStreamWriter を作成します。これは、この Java 仮想マシンインスタンスのデフォルト文字セットを使用して、文字をエンコードします。

パラメータ:
fileName - このライターの宛先として使用されるファイルの名前。 ファイルが存在する場合は、サイズ 0 に切り詰められる。そうでない場合は、新規ファイルが作成される。出力はファイルに書き込まれ、バッファーに入れられる
例外:
FileNotFoundException - 指定された文字列が既存のファイルを示さない場合、書き込み可能な通常ファイルおよび新規の通常ファイルがその名前で作成できない場合、またはファイルのオープンまたは作成中にその他のエラーが発生した場合
SecurityException - セキュリティーマネージャーが存在し、checkWrite(fileName) がファイルへの書き込みアクセスを拒否した場合
導入されたバージョン:
1.5

PrintWriter

public PrintWriter(String fileName,
                   String csn)
            throws FileNotFoundException,
                   UnsupportedEncodingException
行の自動フラッシュは行わずに、指定されたファイル名と文字セットで新しい PrintWriter を作成します。この簡易コンストラクタは、必要となる中間の OutputStreamWriter を作成します。これは、提供された文字セットを使用して文字をエンコードします。

パラメータ:
fileName - このライターの宛先として使用されるファイルの名前。 ファイルが存在する場合は、サイズ 0 に切り詰められる。そうでない場合は、新規ファイルが作成される。出力はファイルに書き込まれ、バッファーに入れられる
csn - サポートする charset の名前
例外:
FileNotFoundException - 指定された文字列が既存のファイルを示さない場合、書き込み可能な通常ファイルおよび新規の通常ファイルがその名前で作成できない場合、またはファイルのオープンまたは作成中にその他のエラーが発生した場合
SecurityException - セキュリティーマネージャーが存在し、checkWrite(fileName) がファイルへの書き込みアクセスを拒否した場合
UnsupportedEncodingException - 指定された文字セットがサポートされていない場合
導入されたバージョン:
1.5

PrintWriter

public PrintWriter(File file)
            throws FileNotFoundException
行の自動フラッシュは行わずに、指定されたファイルで新しい PrintWriter を作成します。この簡易コンストラクタは、必要となる中間の OutputStreamWriter を作成します。これは、この Java 仮想マシンインスタンスのデフォルト文字セットを使用して、文字をエンコードします。

パラメータ:
file - このライターの宛先として使用されるファイル。ファイルが存在する場合は、サイズ 0 に切り詰められる。そうでない場合は、新規ファイルが作成される。出力はファイルに書き込まれ、バッファーに入れられる
例外:
FileNotFoundException - 指定されたファイルオブジェクトが既存のファイルを示さない場合、書き込み可能な通常のファイルおよび新規の通常ファイルがその名前で作成できない場合、またはファイルのオープンまたは作成中にその他のエラーが発生した場合
SecurityException - セキュリティーマネージャーが存在し、checkWrite(file.getPath()) がファイルへの書き込みアクセスを拒否した場合
導入されたバージョン:
1.5

PrintWriter

public PrintWriter(File file,
                   String csn)
            throws FileNotFoundException,
                   UnsupportedEncodingException
行の自動フラッシュは行わずに、指定されたファイルと文字セットで新しい PrintWriter を作成します。この簡易コンストラクタは、必要となる中間の OutputStreamWriter を作成します。これは、提供された文字セットを使用して文字をエンコードします。

パラメータ:
file - このライターの宛先として使用されるファイル。ファイルが存在する場合は、サイズ 0 に切り詰められる。そうでない場合は、新規ファイルが作成される。出力はファイルに書き込まれ、バッファーに入れられる
csn - サポートする charset の名前
例外:
FileNotFoundException - 指定されたファイルオブジェクトが既存のファイルを示さない場合、書き込み可能な通常のファイルおよび新規の通常ファイルがその名前で作成できない場合、またはファイルのオープンまたは作成中にその他のエラーが発生した場合
SecurityException - セキュリティーマネージャーが存在し、checkWrite(file.getPath()) がファイルへの書き込みアクセスを拒否した場合
UnsupportedEncodingException - 指定された文字セットがサポートされていない場合
導入されたバージョン:
1.5
メソッドの詳細

flush

public void flush()
ストリームをフラッシュします。

定義:
インタフェース Flushable 内の flush
定義:
クラス Writer 内の flush
関連項目:
checkError()

close

public void close()
ストリームを閉じて、それに関連するすべてのシステムリソースを解放します。すでに閉じられているストリームを閉じても、何の影響もありません。

定義:
インタフェース Closeable 内の close
定義:
クラス Writer 内の close
関連項目:
checkError()

checkError

public boolean checkError()
ストリームが閉じられていない場合は、そのストリームをフラッシュし、エラー状態をチェックします。

戻り値:
基本となる出力ストリーム上または形式変換中に、出力ストリームでエラーが検出された場合は true

setError

protected void setError()
エラーが発生したことを示します。

このメソッドを使用すると、clearError() が呼び出されるまで、checkError() が引き続き呼び出されて true が返されます。


clearError

protected void clearError()
このストリームのエラー状態を解除します。

このメソッドを使用すると、別の書き込み処理が失敗して、setError() が呼び出されるまで、checkError() が引き続き呼び出されて false が返されます。

導入されたバージョン:
1.6

write

public void write(int c)
単一の文字を書き込みます。

オーバーライド:
クラス Writer 内の write
パラメータ:
c - 書き込む文字を指定する int

write

public void write(char[] buf,
                  int off,
                  int len)
文字の配列の一部を書き込みます。

定義:
クラス Writer 内の write
パラメータ:
buf - 文字の配列
off - 文字の書き込み開始オフセット
len - 書き込む文字数

write

public void write(char[] buf)
文字の配列を書き込みます。入出力例外を抑制しなければならないので、このメソッドを Writer クラスから継承することはできません。

オーバーライド:
クラス Writer 内の write
パラメータ:
buf - 書き込む文字の配列

write

public void write(String s,
                  int off,
                  int len)
文字列の一部を書き込みます。

オーバーライド:
クラス Writer 内の write
パラメータ:
s - 文字列
off - 文字の書き込み開始オフセット
len - 書き込む文字数

write

public void write(String s)
文字列を書き込みます。入出力例外を抑制しなければならないので、このメソッドを Writer クラスから継承することはできません。

オーバーライド:
クラス Writer 内の write
パラメータ:
s - 書き込まれる文字列

print

public void print(boolean b)
boolean 型の値を出力します。String.valueOf(boolean) により作成された文字列は、プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングに従ってバイトに変換され、これらのバイトは write(int) メソッドとまったく同じ方法で書き込まれます。

パラメータ:
b - 出力される boolean

print

public void print(char c)
文字を出力します。文字はプラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングに従って 1 つ以上のバイトに変換され、これらのバイトは write(int) メソッドとまったく同じ方法で書き込まれます。

パラメータ:
c - 出力される char

print

public void print(int i)
整数を出力します。String.valueOf(int) により作成された文字列は、プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングに従ってバイトに変換され、これらのバイトは write(int) メソッドとまったく同じ方法で書き込まれます。

パラメータ:
i - 出力される int
関連項目:
Integer.toString(int)

print

public void print(long l)
long 整数を出力します。String.valueOf(long) により作成された文字列は、プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングに従ってバイトに変換され、これらのバイトは write(int) メソッドとまったく同じ方法で書き込まれます。

パラメータ:
l - 出力される long
関連項目:
Long.toString(long)

print

public void print(float f)
浮動小数点数を出力します。String.valueOf(float) により作成された文字列は、プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングに従ってバイトに変換され、これらのバイトは write(int) メソッドとまったく同じ方法で書き込まれます。

パラメータ:
f - 出力される float
関連項目:
Float.toString(float)

print

public void print(double d)
倍精度の浮動小数点数を出力します。String.valueOf(double) により作成された文字列は、プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングに従ってバイトに変換され、これらのバイトは write(int) メソッドとまったく同じ方法で書き込まれます。

パラメータ:
d - 出力される double
関連項目:
Double.toString(double)

print

public void print(char[] s)
文字の配列を出力します。文字はプラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングに従ってバイトに変換され、これらのバイトは write(int) メソッドとまったく同じ方法で書き込まれます。

パラメータ:
s - 出力される char の配列
例外:
NullPointerException - snull の場合

print

public void print(String s)
文字列を出力します。引数が null の場合は、文字列「null」が出力されます。そうでない場合、文字列の文字はプラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングに従ってバイトに変換され、これらのバイトは write(int) メソッドとまったく同じ方法で書き込まれます。

パラメータ:
s - 出力される String

print

public void print(Object obj)
オブジェクトを出力します。String.valueOf(Object) メソッドにより作成された文字列は、プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングに従ってバイトに変換され、これらのバイトは write(int) メソッドとまったく同じ方法で書き込まれます。

パラメータ:
obj - 出力される Object
関連項目:
Object.toString()

println

public void println()
行の区切り文字列を書き込むことで、現在の行を終了させます。行の区切り文字列は、システムプロパティー line.separator で定義され、必ずしも単一の改行文字 ('\n') であるとは限りません。


println

public void println(boolean x)
boolean 値を出力し、行を終了させます。このメソッドは、print(boolean) を呼び出してから println() を呼び出すのと同じように動作します。

パラメータ:
x - 出力される boolean

println

public void println(char x)
文字を出力し、行を終了させます。このメソッドは、print(char) を呼び出してから println() を呼び出すのと同じように動作します。

パラメータ:
x - 出力される char

println

public void println(int x)
整数を出力し、行を終了させます。このメソッドは、print(int) を呼び出してから println() を呼び出すのと同じように動作します。

パラメータ:
x - 出力される int

println

public void println(long x)
long 型の整数値を出力し、行を終了させます。このメソッドは、print(long) を呼び出してから println() を呼び出すのと同じように動作します。

パラメータ:
x - 出力される long

println

public void println(float x)
浮動小数点数を出力し、行を終了させます。このメソッドは、print(float) を呼び出してから println() を呼び出すのと同じように動作します。

パラメータ:
x - 出力される float

println

public void println(double x)
倍精度浮動小数点数を出力し、行を終了させます。このメソッドは、print(double) を呼び出してから println() を呼び出すのと同じように動作します。

パラメータ:
x - 出力される double

println

public void println(char[] x)
文字の配列を出力し、行を終了させます。このメソッドは、print(char[]) を呼び出してから println() を呼び出すのと同じように動作します。

パラメータ:
x - 出力される char 値の配列

println

public void println(String x)
文字列を出力し、行を終了させます。このメソッドは、print(String) を呼び出してから println() を呼び出すのと同じように動作します。

パラメータ:
x - 出力される String

println

public void println(Object x)
Object を出力し、行を終了させます。このメソッドは、最初に String.valueOf(x) を呼び出して、出力されたオブジェクトの文字列値を取得します。次に、print(String) を呼び出してから println() を呼び出すのと同じように動作します。

パラメータ:
x - 出力される Object

printf

public PrintWriter printf(String format,
                          Object... args)
指定された書式文字列および引数を使用して、書式付き文字列をこのライターに書き込む簡易メソッドです。自動フラッシュが有効な場合は、このメソッドを呼び出すと出力バッファーがフラッシュされます。

このメソッドを out.printf(format, args) の形式で呼び出すと、次の呼び出しと同じ結果になります。

out.format(format, args) 

パラメータ:
format - 「書式文字列の構文」で説明した書式文字列
args - 書式文字列内の書式指示子により参照される引数。書式指示子以外にも引数が存在する場合、余分の引数は無視される。引数の数は変動し、ゼロの場合もある。引数の最大数は、Java 仮想マシン仕様で定義された Java 配列の最大サイズの制限を受ける。引数が null の場合、動作は変換に応じて異なる
戻り値:
このライター
例外:
IllegalFormatException - 書式文字列に不正な構文、指定された引数と互換性のない書式指示子、引数の指定が不十分な書式文字列、またはほかの不正な条件が含まれる場合。可能性のある書式エラーすべての詳細は、Formatter クラス仕様の「詳細」セクションを参照
NullPointerException - formatnull の場合
導入されたバージョン:
1.5

printf

public PrintWriter printf(Locale l,
                          String format,
                          Object... args)
指定された書式文字列および引数を使用して、書式付き文字列をこのライターに書き込む簡易メソッドです。自動フラッシュが有効な場合は、このメソッドを呼び出すと出力バッファーがフラッシュされます。

このメソッドを out.printf(l, format, args) の形式で呼び出すと、次の呼び出しと同じ結果になります。

out.format(l, format, args) 

パラメータ:
l - 書式設定時に適用するロケールlnull の場合、ローカリゼーションは適用されない
format - 「書式文字列の構文」で説明した書式文字列
args - 書式文字列内の書式指示子により参照される引数。書式指示子以外にも引数が存在する場合、余分の引数は無視される。引数の数は変動し、ゼロの場合もある。引数の最大数は、Java 仮想マシン仕様で定義された Java 配列の最大サイズの制限を受ける。引数が null の場合、動作は変換に応じて異なる
戻り値:
このライター
例外:
IllegalFormatException - 書式文字列に不正な構文、指定された引数と互換性のない書式指示子、引数の指定が不十分な書式文字列、またはほかの不正な条件が含まれる場合。可能性のある書式エラーすべての詳細は、Formatter クラス仕様の「詳細」セクションを参照
NullPointerException - formatnull の場合
導入されたバージョン:
1.5

format

public PrintWriter format(String format,
                          Object... args)
指定された書式文字列および引数を使用して、書式付き文字列をこのライターに書き込みます。自動フラッシュが有効な場合は、このメソッドを呼び出すと出力バッファーがフラッシュされます。

このオブジェクトに対して別の書式設定メソッドが先に呼び出されていたかどうかにかかわらず、Locale.getDefault() により返されるロケールが常に使用されます。

パラメータ:
format - 「書式文字列の構文」で説明した書式文字列
args - 書式文字列内の書式指示子により参照される引数。書式指示子以外にも引数が存在する場合、余分の引数は無視される。引数の数は変動し、ゼロの場合もある。引数の最大数は、Java 仮想マシン仕様で定義された Java 配列の最大サイズの制限を受ける。引数が null の場合、動作は変換に応じて異なる
戻り値:
このライター
例外:
IllegalFormatException - 書式文字列に不正な構文、指定された引数と互換性のない書式指示子、引数の指定が不十分な書式文字列、またはほかの不正な条件が含まれる場合。可能性のある書式エラーすべての詳細は、Formatter クラス仕様の「詳細」セクションを参照
NullPointerException - formatnull の場合
導入されたバージョン:
1.5

format

public PrintWriter format(Locale l,
                          String format,
                          Object... args)
指定された書式文字列および引数を使用して、書式付き文字列をこのライターに書き込みます。自動フラッシュが有効な場合は、このメソッドを呼び出すと出力バッファーがフラッシュされます。

パラメータ:
l - 書式設定時に適用するロケールlnull の場合、ローカリゼーションは適用されない
format - 「書式文字列の構文」で説明した書式文字列
args - 書式文字列内の書式指示子により参照される引数。書式指示子以外にも引数が存在する場合、余分の引数は無視される。引数の数は変動し、ゼロの場合もある。引数の最大数は、Java 仮想マシン仕様で定義された Java 配列の最大サイズの制限を受ける。引数が null の場合、動作は変換に応じて異なる
戻り値:
このライター
例外:
IllegalFormatException - 書式文字列に不正な構文、指定された引数と互換性のない書式指示子、引数の指定が不十分な書式文字列、またはほかの不正な条件が含まれる場合。可能性のある書式エラーすべての詳細は、Formatter クラス仕様の「詳細」セクションを参照
NullPointerException - formatnull の場合
導入されたバージョン:
1.5

append

public PrintWriter append(CharSequence csq)
指定された文字シーケンスをこのライターに追加します。

このメソッドを out.append(csq) の形式で呼び出した場合、次の呼び出しと同じ結果が得られます。

out.write(csq.toString()) 

文字シーケンス csqtoString の仕様によっては、そのシーケンス全体が追加されない可能性もあります。たとえば、文字バッファーの toString メソッドを呼び出した場合、そのバッファーの位置とリミットによって決まる内容を持つサブシーケンスが返されます。

定義:
インタフェース Appendable 内の append
オーバーライド:
クラス Writer 内の append
パラメータ:
csq - 追加される文字シーケンス。csqnull の場合は、このライターに「null」という 4 文字が追加される
戻り値:
このライター
導入されたバージョン:
1.5

append

public PrintWriter append(CharSequence csq,
                          int start,
                          int end)
指定された文字シーケンスのサブシーケンスをこのライターに追加します。

このメソッドを out.append(csq, start, end) (csqnull でない) の形式で呼び出した場合、次の呼び出しと同じ結果が得られます。

out.write(csq.subSequence(start, end).toString()) 

定義:
インタフェース Appendable 内の append
オーバーライド:
クラス Writer 内の append
パラメータ:
csq - 文字サブシーケンスの追加元となる文字シーケンス。csqnull の場合、csq に「null」の 4 文字が含まれるかのように文字が追加される
start - 文字サブシーケンスの最初の文字のインデックス
end - 文字サブシーケンスの最後の文字に続く文字のインデックス
戻り値:
このライター
例外:
IndexOutOfBoundsException - start または end が負の値の場合、startend より大きい場合、または endcsq.length() より大きい場合
導入されたバージョン:
1.5

append

public PrintWriter append(char c)
指定された文字をこのライターに追加します。

このメソッドを out.append(c) の形式で呼び出した場合、次の呼び出しと同じ結果が得られます。

out.write(c) 

定義:
インタフェース Appendable 内の append
オーバーライド:
クラス Writer 内の append
パラメータ:
c - 追加する 16 ビット文字
戻り値:
このライター
導入されたバージョン:
1.5

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