JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.rmi
クラス MarshalledObject<T>

java.lang.Object
  上位を拡張 java.rmi.MarshalledObject<T>
型パラメータ:
T - この MarshalledObject包含されるオブジェクトの型
すべての実装されたインタフェース:
Serializable

public final class MarshalledObject<T>
extends Object
implements Serializable

コンストラクタに渡されるオブジェクトの、直列化表現のバイトストリームを包含します。get メソッドは、包含されたバイトストリームから直列化復元された、オリジナルのオブジェクトの新しいコピーを返します。包含されたオブジェクトは、パラメータおよび RMI 呼び出しの戻り値の整列化、および非整列化に使われるのと同じ直列化のセマンティクスを使って、直列化、および直列化復元されます。直列化された形式が作成されるときには、次のことが該当します。

オブジェクトのコピーを get メソッドで取得する場合、クラスがローカルに利用可能でなければ、適切な場所からクラスをロードします。その場所は、クラスが直列化されたときにクラス記述子で記述された URL で指定されます。

MarshalledObject を使うことにより、リモートピアが即座に自動的に直列化復元できない、RMI 呼び出しでのオブジェクト渡しが容易になります。

導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
直列化された形式

コンストラクタの概要
MarshalledObject(T obj)
          提供されたオブジェクトの現在の状態を直列化して表現したものを包含する、新しい MarshalledObject を作成します。
 
メソッドの概要
 boolean equals(Object obj)
          MarshalledObject と別のオブジェクトを比較します。
 T get()
          包含された、整列化されたオブジェクトの新しいコピーを返します。
 int hashCode()
          MarshalledObject のハッシュコードを返します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

MarshalledObject

public MarshalledObject(T obj)
                 throws IOException
提供されたオブジェクトの現在の状態を直列化して表現したものを包含する、新しい MarshalledObject を作成します。オブジェクトは、RMI 呼び出しのパラメータの整列化に使われるセマンティクスによって直列化されます。

パラメータ:
obj - 直列化されるオブジェクト (直列化可能でなければならない)
例外:
IOException - IOException が発生した場合。 IOException は、 obj が直列化可能でない場合に発生する
導入されたバージョン:
1.2
メソッドの詳細

get

public T get()
      throws IOException,
             ClassNotFoundException
包含された、整列化されたオブジェクトの新しいコピーを返します。内部表現は、RMI 呼び出しのパラメータの非整列化に使われるセマンティクスで直列化復元されます。

戻り値:
包含されたオブジェクトのコピー
例外:
IOException - 内部表現からオブジェクトを直列化復元しているときに IOException が発生した場合
ClassNotFoundException - 内部表現からオブジェクトを直列化復元しているときに ClassNotFoundException が 発生した 場合
導入されたバージョン:
1.2

hashCode

public int hashCode()
MarshalledObject のハッシュコードを返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
戻り値:
ハッシュコード
関連項目:
Object.equals(java.lang.Object), Hashtable

equals

public boolean equals(Object obj)
MarshalledObject と別のオブジェクトを比較します。比較の対象となるオブジェクトとまったく同じ直列化表現を包含する MarshalledObject を引数が参照している場合に限り、true を返します。この比較では、クラスのコードベース注釈は無視されます。 つまり、各クラスのコードベースの直列化表現を除いて、その他の直列化表現が同じであれば、2 つのオブジェクトは同等と見なされます。

オーバーライド:
クラス Object 内の equals
パラメータ:
obj - MarshalledObject と比較するオブジェクト
戻り値:
同等の直列化オブジェクトが引数である場合は true、 そうでない場合は false
導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
Object.hashCode(), Hashtable

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