JavaTM Platform
Standard Ed. 6

javax.sql
インタフェース DataSource

すべてのスーパーインタフェース:
CommonDataSource, Wrapper

public interface DataSource
extends CommonDataSource, Wrapper

この DataSource オブジェクトが表す物理データソースへの接続に対するファクトリです。DriverManager 機能の代わりに、DataSource オブジェクトが接続を得るための適切な手段となります。DataSource インタフェースを実装するオブジェクトは、一般に、JavaTM Naming and Directory (JNDI) API を基にしたネームサービスで登録されています。  

DataSource インタフェースは、ドライバベンダーによって実装されています。実装には 3 種類あります。

  1. 基本実装 -- 標準 Connection オブジェクトを生成する
  2. 接続プール実装 -- 自動的に接続プールに参加する Connection オブジェクトを生成する。この実装は中間層の接続プール管理プログラムとともに動作する
  3. 分散トランザクション実装 -- 分散トランザクションで使用され、ほとんどの場合に常に接続プールに参加する Connection オブジェクトを生成する。この実装は中間層のトランザクションマネージャーと、多くの場合は常に接続プール管理プログラムとともに動作する

DataSource オブジェクトは、必要に応じて変更可能なプロパティーを保持します。たとえば、データソースが別のサーバーへ移動した場合、そのサーバーについてのプロパティーを変更できます。データソースのプロパティーを変更できるため、データソースにアクセスするコードを変更する必要がないという利点があります。  

DataSource オブジェクトを介してアクセスされたドライバは、自分自身を DriverManager で登録しません。むしろ、DataSource オブジェクトがルックアップ操作により取得されて、Connection オブジェクトを作成するために使用されます。基本実装では、DataSource オブジェクトにより取得された接続は、DriverManager 機能により取得した接続と同じものになります。

導入されたバージョン:
1.4

メソッドの概要
 Connection getConnection()
          この DataSource オブジェクトが表すデータソースへの接続の確立を試みます。
 Connection getConnection(String username, String password)
          この DataSource オブジェクトが表すデータソースへの接続の確立を試みます。
 
インタフェース javax.sql.CommonDataSource から継承されたメソッド
getLoginTimeout, getLogWriter, setLoginTimeout, setLogWriter
 
インタフェース java.sql.Wrapper から継承されたメソッド
isWrapperFor, unwrap
 

メソッドの詳細

getConnection

Connection getConnection()
                         throws SQLException

この DataSource オブジェクトが表すデータソースへの接続の確立を試みます。

戻り値:
データソースへの接続
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

getConnection

Connection getConnection(String username,
                         String password)
                         throws SQLException

この DataSource オブジェクトが表すデータソースへの接続の確立を試みます。

パラメータ:
username - その代理として接続が行われるデータベースユーザー
password - ユーザーのパスワード
戻り値:
データソースへの接続
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
導入されたバージョン:
1.4

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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