JavaTM Platform
Standard Ed. 6

javax.swing
クラス DefaultListModel

java.lang.Object
  上位を拡張 javax.swing.AbstractListModel
      上位を拡張 javax.swing.DefaultListModel
すべての実装されたインタフェース:
Serializable, ListModel

public class DefaultListModel
extends AbstractListModel

このクラスは java.util.Vector API を柔軟に実装します。1.1.x の java.util.Vector を実装しますが、コレクションクラスはサポートせず、変更発生時には ListDataListener に通知します。現在は Vector に委譲され、今後のリリースでは実際にコレクションが実装されます。

警告: このクラスの直列化されたオブジェクトは、今後の Swing リリースと互換ではなくなる予定です。現在の直列化のサポートは、短期間の運用や、同じバージョンの Swing を実行するアプリケーション間の RMI に適しています。JDK Version 1.4 以降、すべての JavaBeans の長期間の運用サポートは、java.beans パッケージに追加されています。詳細は、XMLEncoder を参照してください。


フィールドの概要
 
クラス javax.swing.AbstractListModel から継承されたフィールド
listenerList
 
コンストラクタの概要
DefaultListModel()
           
 
メソッドの概要
 void add(int index, Object element)
          このリスト内の指定された位置に指定された要素を挿入します。
 void addElement(Object obj)
          指定されたコンポーネントをリストの末尾に追加します。
 int capacity()
          このリストの現在の容量を返します。
 void clear()
          このリストからすべての要素を削除します。
 boolean contains(Object elem)
          指定されたオブジェクトがこのリスト内のコンポーネントかどうかを判定します。
 void copyInto(Object[] anArray)
          リストのコンポーネントを、指定された配列にコピーします。
 Object elementAt(int index)
          指定されたインデックスの要素を返します。
 Enumeration<?> elements()
          このリストのコンポーネントの列挙を返します。
 void ensureCapacity(int minCapacity)
          このリストの容量を必要に応じて増やし、少なくとも最小収容引数で指定されるコンポーネント数を保持できるようにします。
 Object firstElement()
          このリストの最初のコンポーネントを返します。
 Object get(int index)
          このリスト内の指定された位置にある要素を返します。
 Object getElementAt(int index)
          指定されたインデックスの要素を返します。
 int getSize()
          このリスト内のコンポーネント数を返します。
 int indexOf(Object elem)
          最初に現れる elem を検索します。
 int indexOf(Object elem, int index)
          index 以降に最初に現れる elem を検索します。
 void insertElementAt(Object obj, int index)
          指定されたオブジェクトを、リストの指定された index のコンポーネントとして挿入します。
 boolean isEmpty()
          このリストがコンポーネントを保持しているかどうかを判定します。
 Object lastElement()
          リストの最後のコンポーネントを返します。
 int lastIndexOf(Object elem)
          elem が最後に現れる位置のインデックスを返します。
 int lastIndexOf(Object elem, int index)
          指定されたインデックスから後ろ向きに elem を検索し、検出された位置のインデックスを返します。
 Object remove(int index)
          このリストの指定された位置にある要素を削除します。
 void removeAllElements()
          リストからすべてのコンポーネントを削除し、そのサイズをゼロに設定します。
 boolean removeElement(Object obj)
          リストから、最初に現れた引数 (下限のインデックス) を削除します。
 void removeElementAt(int index)
          指定されたインデックスのコンポーネントを削除します。
 void removeRange(int fromIndex, int toIndex)
          指定されたインデックス範囲にあるコンポーネントを削除します。
 Object set(int index, Object element)
          このリストの指定された位置にある要素を、指定された要素で置き換えます。
 void setElementAt(Object obj, int index)
          このリストの指定された index のコンポーネントを、指定されたオブジェクトとして設定します。
 void setSize(int newSize)
          このリストのサイズを設定します。
 int size()
          このリスト内のコンポーネント数を返します。
 Object[] toArray()
          このリスト内のすべての要素が正しい順序で格納されている配列を返します。
 String toString()
          このオブジェクトのプロパティーを表示および識別する文字列を返します。
 void trimToSize()
          このリストの容量を切り捨てて、このリストの現在のサイズにします。
 
クラス javax.swing.AbstractListModel から継承されたメソッド
addListDataListener, fireContentsChanged, fireIntervalAdded, fireIntervalRemoved, getListDataListeners, getListeners, removeListDataListener
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

DefaultListModel

public DefaultListModel()
メソッドの詳細

getSize

public int getSize()
このリスト内のコンポーネント数を返します。

このメソッドは、1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装する size と同じです。このメソッドは setSize との組み合わせで存在するので、size は JavaBean プロパティーとして識別できます。

戻り値:
リスト内のコンポーネント数
関連項目:
size()

getElementAt

public Object getElementAt(int index)
指定されたインデックスの要素を返します。
注: このメソッドは推奨されません。 推奨されるメソッドは get(int) です。 これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

パラメータ:
index - このリストのインデックス
戻り値:
指定されたインデックスのコンポーネント
例外:
ArrayIndexOutOfBoundsException - index が負の値 またはこのリストの現在のサイズより 大きい場合
関連項目:
get(int)

copyInto

public void copyInto(Object[] anArray)
リストのコンポーネントを、指定された配列にコピーします。配列には、このリストのすべてのオブジェクトを保持する大きさが必要です。 十分な大きさがない場合は、IndexOutOfBoundsException がスローされます。

パラメータ:
anArray - コピーしたコンポーネントをコピーする配列
関連項目:
Vector.copyInto(Object[])

trimToSize

public void trimToSize()
このリストの容量を切り捨てて、このリストの現在のサイズにします。

関連項目:
Vector.trimToSize()

ensureCapacity

public void ensureCapacity(int minCapacity)
このリストの容量を必要に応じて増やし、少なくとも最小収容引数で指定されるコンポーネント数を保持できるようにします。

パラメータ:
minCapacity - 目的の最小容量
関連項目:
Vector.ensureCapacity(int)

setSize

public void setSize(int newSize)
このリストのサイズを設定します。

パラメータ:
newSize - リストの新しいサイズ
関連項目:
Vector.setSize(int)

capacity

public int capacity()
このリストの現在の容量を返します。

戻り値:
現在の容量
関連項目:
Vector.capacity()

size

public int size()
このリスト内のコンポーネント数を返します。

戻り値:
リスト内のコンポーネント数
関連項目:
Vector.size()

isEmpty

public boolean isEmpty()
このリストがコンポーネントを保持しているかどうかを判定します。

戻り値:
このリストがコンポーネントを持っていない場合、つまりサイズがゼロの場合にかぎり true、 そうでない場合は false
関連項目:
Vector.isEmpty()

elements

public Enumeration<?> elements()
このリストのコンポーネントの列挙を返します。

戻り値:
リストのコンポーネントの列挙
関連項目:
Vector.elements()

contains

public boolean contains(Object elem)
指定されたオブジェクトがこのリスト内のコンポーネントかどうかを判定します。

パラメータ:
elem - オブジェクト
戻り値:
指定されたオブジェクトが このリスト内のコンポーネントと同じである場合は true
関連項目:
Vector.contains(Object)

indexOf

public int indexOf(Object elem)
最初に現れる elem を検索します。

パラメータ:
elem - オブジェクト
戻り値:
このリスト内で最初に検出された引数のインデックス。 オブジェクトが見つからない場合は、-1 を返す
関連項目:
Vector.indexOf(Object)

indexOf

public int indexOf(Object elem,
                   int index)
index 以降に最初に現れる elem を検索します。

パラメータ:
elem - 目的のコンポーネント
index - 検索開始位置のインデックス
戻り値:
index のあとで、最初に検出された elem のインデックス。 リスト内に elem が見つからない場合は -1 を返す
関連項目:
Vector.indexOf(Object,int)

lastIndexOf

public int lastIndexOf(Object elem)
elem が最後に現れる位置のインデックスを返します。

パラメータ:
elem - 目的のコンポーネント
戻り値:
リスト内で最後に検出される elem のインデックス。 オブジェクトが見つからない場合は、-1 を返す
関連項目:
Vector.lastIndexOf(Object)

lastIndexOf

public int lastIndexOf(Object elem,
                       int index)
指定されたインデックスから後ろ向きに elem を検索し、検出された位置のインデックスを返します。

パラメータ:
elem - 目的のコンポーネント
index - 検索開始位置のインデックス
戻り値:
このリスト内で、index より前の最後に検出される elem のインデックス。 オブジェクトが見つからない場合は、-1 を返す
関連項目:
Vector.lastIndexOf(Object,int)

elementAt

public Object elementAt(int index)
指定されたインデックスの要素を返します。インデックスが負であるか、リストのサイズよりも小さくない場合は、ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。
注: このメソッドは推奨されません。 推奨されるメソッドは get(int) です。 これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

パラメータ:
index - このリストのインデックス
戻り値:
指定されたインデックスのコンポーネント
関連項目:
get(int), Vector.elementAt(int)

firstElement

public Object firstElement()
このリストの最初のコンポーネントを返します。このベクトルがコンポーネントを持たない場合は NoSuchElementException をスローします。

戻り値:
リストの最初のコンポーネント
関連項目:
Vector.firstElement()

lastElement

public Object lastElement()
リストの最後のコンポーネントを返します。このベクトルがコンポーネントを持たない場合は NoSuchElementException をスローします。

戻り値:
リストの最後のコンポーネント
関連項目:
Vector.lastElement()

setElementAt

public void setElementAt(Object obj,
                         int index)
このリストの指定された index のコンポーネントを、指定されたオブジェクトとして設定します。そのインデックスにあった要素は破棄されます。

インデックスが無効な場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

注: このメソッドは推奨されません。 推奨されるメソッドは set(int,Object) です。 これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

パラメータ:
obj - コンポーネントに設定されるオブジェクト
index - 指定されたインデックス
関連項目:
set(int,Object), Vector.setElementAt(Object,int)

removeElementAt

public void removeElementAt(int index)
指定されたインデックスのコンポーネントを削除します。

インデックスが無効な場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

注: このメソッドは推奨されません。 推奨されるメソッドは remove(int) です。 これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

パラメータ:
index - 削除されるオブジェクトのインデックス
関連項目:
remove(int), Vector.removeElementAt(int)

insertElementAt

public void insertElementAt(Object obj,
                            int index)
指定されたオブジェクトを、リストの指定された index のコンポーネントとして挿入します。

インデックスが無効な場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

注: このメソッドは推奨されません。 推奨されるメソッドは add(int,Object) です。 これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

パラメータ:
obj - 挿入されるコンポーネント
index - 新しいコンポーネントを挿入する位置
例外:
ArrayIndexOutOfBoundsException - インデックスが無効だった場合
関連項目:
add(int,Object), Vector.insertElementAt(Object,int)

addElement

public void addElement(Object obj)
指定されたコンポーネントをリストの末尾に追加します。

パラメータ:
obj - 追加されるコンポーネント
関連項目:
Vector.addElement(Object)

removeElement

public boolean removeElement(Object obj)
リストから、最初に現れた引数 (下限のインデックス) を削除します。

パラメータ:
obj - 削除されるコンポーネント
戻り値:
引数がこのリストのコンポーネントであった場合は true、 そうでない場合は false
関連項目:
Vector.removeElement(Object)

removeAllElements

public void removeAllElements()
リストからすべてのコンポーネントを削除し、そのサイズをゼロに設定します。
注: このメソッドは推奨されません。 推奨されるメソッドは clear() です。 これは 1.2 の Collections Framework で定義された List インタフェースを実装します。

関連項目:
clear(), Vector.removeAllElements()

toString

public String toString()
このオブジェクトのプロパティーを表示および識別する文字列を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
このオブジェクトの文字列表現

toArray

public Object[] toArray()
このリスト内のすべての要素が正しい順序で格納されている配列を返します。

戻り値:
リストの要素が格納されている配列
関連項目:
Vector.toArray()

get

public Object get(int index)
このリスト内の指定された位置にある要素を返します。

インデックスが範囲 (index < 0 || index >= size()) 外の場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

パラメータ:
index - 返される要素のインデックス

set

public Object set(int index,
                  Object element)
このリストの指定された位置にある要素を、指定された要素で置き換えます。

インデックスが範囲 (index < 0 || index >= size()) 外の場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

パラメータ:
index - 置換される要素のインデックス
element - 指定された位置に格納される要素
戻り値:
指定された位置に以前あった要素

add

public void add(int index,
                Object element)
このリスト内の指定された位置に指定された要素を挿入します。

インデックスが範囲 (index < 0 || index >= size()) 外の場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

パラメータ:
index - 指定の要素が挿入される位置のインデックス
element - 挿入される要素

remove

public Object remove(int index)
このリストの指定された位置にある要素を削除します。リストから削除された要素が返されます。

インデックスが範囲 (index < 0 || index >= size()) 外の場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。

パラメータ:
index - 削除される要素のインデックス

clear

public void clear()
このリストからすべての要素を削除します。リストは、この呼び出しが返されると、呼び出しが例外をスローしないかぎり、空になります。


removeRange

public void removeRange(int fromIndex,
                        int toIndex)
指定されたインデックス範囲にあるコンポーネントを削除します。削除対象は上限と下限の値を含むので、1 と 5 の範囲を指定すると、インデックス 1 と 5 のコンポーネント、そしてその間のすべてのコンポーネントが削除されます。

インデックスが無効な場合は ArrayIndexOutOfBoundsException をスローします。fromIndex > toIndex の場合は IllegalArgumentException をスローします。

パラメータ:
fromIndex - 範囲の下限のインデックス
toIndex - 範囲の上限のインデックス
関連項目:
remove(int)

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