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Java Accessibility の概要

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Java Accessibility API

Java Accessibility API (JAAPI) は、Java Foundation Classes (JFC) のコア部分の一部です。JFC は、グラフィカルユーザーインタフェースコンポーネントの統合セットで、インターネット、イントラネット、およびデスクトップアプリケーションの配備を容易にするために設計された基幹サービスです。JAAPI を使用すると、GUI コンポーネントの情報をユーザー補助機能から利用できるようになるため、ユーザーは Java アプリケーションを別の方法で表現および制御できます。

Java Accessibility ユーティリティー

Java Accessibility ユーティリティーは、ユーザー補助技術による Java Accessibility API の利用を支援する機能です。Java Accessibility ユーティリティーは、UI コンポーネントに関連したイベントを監視します。また、ユーザー補助機能が、GUI に関する補足的な情報 (マウスの現在位置、現在フォーカスを保持しているウィンドウなど) を取得することを支援します。

このユーティリティーは、JFC とは別個にリリースされていますが、JFC ホームページからダウンロードできます。

プラグイン可能な Look & Feel

JFC (Java Foundation Classes) によって、プラグイン可能な Look & Feel アーキテクチャーが実装されます。Look & Feel アーキテクチャーを利用すると、視覚表示されないユーザーインタフェースを、特定のアプリケーションの視覚表示に置換したり、拡張したりすることができます。ユーザーインタフェースの表示は、各コンポーネントの基本的な構造およびデータには依存しません。この非依存性は、コンポーネントのユーザーインタフェースをそのモデルから独立させることで実現されます。コンポーネントのモデルとは、ユーザーインタフェースによってユーザーに表示される状態と情報がカプセル化された構造のことです。このアーキテクチャーの詳細は、「The Swing Connection」を参照してください。