JavaTM Platform
Standard Ed. 6

javax.sound.sampled
クラス LineEvent

java.lang.Object
  上位を拡張 java.util.EventObject
      上位を拡張 javax.sound.sampled.LineEvent
すべての実装されたインタフェース:
Serializable

public class LineEvent
extends EventObject

LineEvent クラスは、ラインが開く、閉じる、開始する、または停止するたびにラインがリスナーに送信する情報をカプセル化します。これら 4 つの状態変化はそれぞれ、対応する型のイベントによって表されます。リスナーはイベントを update メソッドのパラメータとして受信します。イベントを照会することによってリスナーは、イベントの型、イベントを処理するライン、およびイベント発生時にラインが処理し終えているデータ量を知ることができます。

このクラスは Serializable を実装していますが、LineEvent オブジェクトを直列化しようとしても失敗します。

導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
Line, LineListener.update(javax.sound.sampled.LineEvent)

入れ子のクラスの概要
static class LineEvent.Type
          LineEvent.Type 内部クラスはラインで発生するイベントの種類を識別します。
 
フィールドの概要
 
クラス java.util.EventObject から継承されたフィールド
source
 
コンストラクタの概要
LineEvent(Line line, LineEvent.Type type, long position)
          指定されたラインで発生した、指定された型のイベントを新しく構築します。
 
メソッドの概要
 long getFramePosition()
          イベント発生時のラインのオーディオデータの位置を、サンプルフレーム単位で取得します。
 Line getLine()
          このイベントの転送元であるオーディオラインを取得します。
 LineEvent.Type getType()
          イベントの型を取得します。
 String toString()
          イベントの文字列表現を取得します。
 
クラス java.util.EventObject から継承されたメソッド
getSource
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

LineEvent

public LineEvent(Line line,
                 LineEvent.Type type,
                 long position)
指定されたラインで発生した、指定された型のイベントを新しく構築します。

パラメータ:
line - このイベントのソース
type - イベントの型 (OPENCLOSESTART または STOP)
position - イベント発生時にラインがすでに処理し終わっているサンプルフレームの数、 または AudioSystem.NOT_SPECIFIED
例外:
IllegalArgumentException - linenull の場合
メソッドの詳細

getLine

public final Line getLine()
このイベントの転送元であるオーディオラインを取得します。

戻り値:
このイベントを処理するライン

getType

public final LineEvent.Type getType()
イベントの型を取得します。

戻り値:
このイベントの型 (LineEvent.Type.OPENLineEvent.Type.CLOSELineEvent.Type.START、または LineEvent.Type.STOP)

getFramePosition

public final long getFramePosition()
イベント発生時のラインのオーディオデータの位置を、サンプルフレーム単位で取得します。たとえば、一時停止時にソースラインがすでに 14 サンプルフレームを再生している場合、一時停止イベントはラインの位置を 14 として報告します。 処理する次のフレームのフレーム番号は、ゼロから始まる番号付けを使用する場合 14、1 から始まる番号付けを使用する場合 15 になります。

このフィールドは、STARTSTOP など、データラインで生成されたの一部のイベントだけに当てはまります。サンプルフレーム数をカウントしないラインによって生成されたイベントや、サンプルフレームの値が未知のイベントの場合、位置の値は AudioSystem.NOT_SPECIFIED になります。

戻り値:
サンプルフレーム番号としてのラインの位置

toString

public String toString()
イベントの文字列表現を取得します。文字列の内容は Java Sound の実装によって異なります。

オーバーライド:
クラス EventObject 内の toString
戻り値:
イベントを記述した文字列

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