JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.util.concurrent
クラス ConcurrentSkipListSet<E>

java.lang.Object
  上位を拡張 java.util.AbstractCollection<E>
      上位を拡張 java.util.AbstractSet<E>
          上位を拡張 java.util.concurrent.ConcurrentSkipListSet<E>
型パラメータ:
E - このセットによって維持される要素の型
すべての実装されたインタフェース:
Serializable, Cloneable, Iterable<E>, Collection<E>, NavigableSet<E>, Set<E>, SortedSet<E>

public class ConcurrentSkipListSet<E>
extends AbstractSet<E>
implements NavigableSet<E>, Cloneable, Serializable

ConcurrentSkipListMap に基づくスケーラブルな並行 NavigableSet 実装です。セットの要素は、使用するコンストラクタに応じて、その自然順序付けに従って、またはセット作成時に提供される Comparator によってソートされます。

この実装は、containsaddremove の各オペレーションとそのバリアントに予想される平均 log(n) 時間コストを提供します。挿入、削除、アクセスの各オペレーションは、複数のスレッドによって並行して、安全に実行されます。反復子は「弱一貫性」を持ち、ある時点または反復子の作成以降のセットの状態を反映する要素を返します。これらは ConcurrentModificationException をスローせず、他のオペレーションとの並行処理が可能です。昇順で並べられたビューとその反復子は、降順の場合よりも高速になります。

大半のコレクションとは異なり、size メソッドは一定時間のオペレーションではないことに留意してください。これらのセットには非同期という特性があるため、現在の要素数を判定するには要素全体をトラバースする必要があります。また、addAllremoveAllretainAll、および containsAll の一括オペレーションは、原子的な実行は保証されていません。たとえば、addAll オペレーションと並行して動作する反復子は、追加された要素の一部しか表示しないことがあります。

このクラスとその反復子は、Set および Iterator インタフェースの「オプション」メソッドすべてを実装します。他の大半の並行処理コレクションの実装と同様、このクラスは null 要素の使用を許可しません。これは、null 引数と戻り値は、要素がない場合と確実に区別することができないためです。

このクラスは、Java Collections Framework のメンバーです。

導入されたバージョン:
1.6
関連項目:
直列化された形式

コンストラクタの概要
ConcurrentSkipListSet()
          自然順序付けに従って要素を順序付けする、新しい空のセットを作成します。
ConcurrentSkipListSet(Collection<? extends E> c)
          指定されたコレクション内の要素を持ち、要素をその自然順序付けに従って順序付けする新しいセットを作成します。
ConcurrentSkipListSet(Comparator<? super E> comparator)
          指定されたコンパレータに従って要素の順序付けを行う、新しい空のセットを作成します。
ConcurrentSkipListSet(SortedSet<E> s)
          指定されたソートセットと同じ要素を持ち、同じ順序付けを使用する、新しいセットを作成します。
 
メソッドの概要
 boolean add(E e)
          指定された要素がこのセットの要素として存在しない場合に、その要素をセットに追加します。
 E ceiling(E e)
          このセット内で、指定された要素と等しいかそれよりも大きい要素のなかで最小のものを返します。
 void clear()
          すべての要素をセットから削除します。
 ConcurrentSkipListSet<E> clone()
          ConcurrentSkipListSet のインスタンスのシャローコピーを返します。
 Comparator<? super E> comparator()
          このセット内の要素を順序付けするのに使うコンパレータを返します。
 boolean contains(Object o)
          セットが、指定された要素を保持している場合に true を返します。
 Iterator<E> descendingIterator()
          このセットの要素の反復子を降順で返します。
 NavigableSet<E> descendingSet()
          セット内に保持されている要素のビューを逆順で返します。
 boolean equals(Object o)
          指定されたオブジェクトがセットと同じかどうかを比較します。
 E first()
          セット内に現在ある最初 (下端) の要素を返します。
 E floor(E e)
          このセット内で、指定された要素と等しいかそれよりも小さい要素のなかで最大のものを返します。
 NavigableSet<E> headSet(E toElement)
          セットの toElement より小さい要素を持つ部分のビューを返します。
 NavigableSet<E> headSet(E toElement, boolean inclusive)
          このセットの toElement よりも小さい要素 (inclusive が true の場合はそれよりも小さいかそれと等しい要素) を含む部分のビューを返します。
 E higher(E e)
          このセット内で、指定された要素よりも確実に大きい要素のなかで最小のものを返します。
 boolean isEmpty()
          セットが要素を 1 つも保持していない場合に true を返します。
 Iterator<E> iterator()
          このセットの要素の反復子を昇順で返します。
 E last()
          セット内に現在ある最後 (上端) の要素を返します。
 E lower(E e)
          このセット内で、指定された要素よりも確実に小さい要素のなかで最大のものを返します。
 E pollFirst()
          最初 (下端) の要素を取得して削除します。
 E pollLast()
          最後 (上端) の要素を取得して削除します。
 boolean remove(Object o)
          指定された要素がこのセットに存在する場合に、要素をセットから削除します。
 boolean removeAll(Collection<?> c)
          セットから、指定されたコレクション内に保持されているすべての要素を削除します。
 int size()
          このセット中の要素の数を返します。
 NavigableSet<E> subSet(E fromElement, boolean fromInclusive, E toElement, boolean toInclusive)
          セットの fromElementtoElement の要素範囲を持つ部分のビューを返します。
 NavigableSet<E> subSet(E fromElement, E toElement)
          セットの fromElement (これを含む) 〜 toElement (これを含まない) の要素範囲を持つ部分のビューを返します。
 NavigableSet<E> tailSet(E fromElement)
          セットの fromElement に等しいかこれより大きい要素を持つ部分のビューを返します。
 NavigableSet<E> tailSet(E fromElement, boolean inclusive)
          このセットの fromElement よりも大きい要素 (inclusive が true の場合はそれよりも大きいかそれと等しい要素) を含む部分のビューを返します。
 
クラス java.util.AbstractSet から継承されたメソッド
hashCode
 
クラス java.util.AbstractCollection から継承されたメソッド
addAll, containsAll, retainAll, toArray, toArray, toString
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 
インタフェース java.util.Set から継承されたメソッド
addAll, containsAll, hashCode, retainAll, toArray, toArray
 

コンストラクタの詳細

ConcurrentSkipListSet

public ConcurrentSkipListSet()
自然順序付けに従って要素を順序付けする、新しい空のセットを作成します。


ConcurrentSkipListSet

public ConcurrentSkipListSet(Comparator<? super E> comparator)
指定されたコンパレータに従って要素の順序付けを行う、新しい空のセットを作成します。

パラメータ:
comparator - このセットの順序付けを行うために使用されるコンパレータ。 null の場合、要素の自然順序付けが使用される

ConcurrentSkipListSet

public ConcurrentSkipListSet(Collection<? extends E> c)
指定されたコレクション内の要素を持ち、要素をその自然順序付けに従って順序付けする新しいセットを作成します。

パラメータ:
c - 新しいセットを構成する要素
例外:
ClassCastException - c 内の要素が Comparable でないか、相互に比較可能でない場合
NullPointerException - 指定されたコレクションまたは、その要素のいずれかが null の場合

ConcurrentSkipListSet

public ConcurrentSkipListSet(SortedSet<E> s)
指定されたソートセットと同じ要素を持ち、同じ順序付けを使用する、新しいセットを作成します。

パラメータ:
s - 新しいセットを構成する要素からなるソートセット
例外:
NullPointerException - 指定されたソートセットまたは、その要素のいずれかが null の場合
メソッドの詳細

clone

public ConcurrentSkipListSet<E> clone()
ConcurrentSkipListSet のインスタンスのシャローコピーを返します。その要素は複製されません。

オーバーライド:
クラス Object 内の clone
戻り値:
このセットのシャローコピー
関連項目:
Cloneable

size

public int size()
このセット中の要素の数を返します。このセットに Integer.MAX_VALUE より多くの要素がある場合は、Integer.MAX_VALUE を返します。

大半のコレクションとは異なり、このメソッドは一定時間のオペレーションではないことに留意してください。これらのセットには非同期という特性があるため、現在の要素数を判定するには要素すべてをトラバースしてカウントする必要があります。また、このメソッドの実行中にサイズが変更される可能性もあり、その場合、返される値は不正確になります。そのため、このメソッドは、通常は並行処理アプリケーションではあまり便利ではありません。

定義:
インタフェース Collection<E> 内の size
定義:
インタフェース Set<E> 内の size
定義:
クラス AbstractCollection<E> 内の size
戻り値:
セットの要素数

isEmpty

public boolean isEmpty()
セットが要素を 1 つも保持していない場合に true を返します。

定義:
インタフェース Collection<E> 内の isEmpty
定義:
インタフェース Set<E> 内の isEmpty
オーバーライド:
クラス AbstractCollection<E> 内の isEmpty
戻り値:
セットが要素を 1 つも保持していない場合は true

contains

public boolean contains(Object o)
セットが、指定された要素を保持している場合に true を返します。つまり、セットに、o.equals(e) となる要素 e が含まれている場合にだけ true を返します。

定義:
インタフェース Collection<E> 内の contains
定義:
インタフェース Set<E> 内の contains
オーバーライド:
クラス AbstractCollection<E> 内の contains
パラメータ:
o - このセットに含まれているかどうかを調べるオブジェクト
戻り値:
セットが、指定された要素を保持している場合は true
例外:
ClassCastException - 指定された要素がセット内に現在ある要素と比較可能でない場合
NullPointerException - 指定された要素が null である場合

add

public boolean add(E e)
指定された要素がこのセットの要素として存在しない場合に、その要素をセットに追加します。つまり、セット内に、e.equals(e2) に該当する要素 e2 がなかった場合は、指定された要素 e をセットに追加します。セット内にすでに要素がある場合、呼び出しはセットを変更せずに false を返します。

定義:
インタフェース Collection<E> 内の add
定義:
インタフェース Set<E> 内の add
オーバーライド:
クラス AbstractCollection<E> 内の add
パラメータ:
e - セットに追加される要素
戻り値:
セットが指定された要素を保持していなかった場合は true
例外:
ClassCastException - e がセット内に現在ある要素と比較可能でない場合
NullPointerException - 指定された要素が null である場合

remove

public boolean remove(Object o)
指定された要素がこのセットに存在する場合に、要素をセットから削除します。つまり、セット内に、o.equals(e) に該当する要素 e が含まれている場合は、そのような要素を削除します。要素がセット内に含まれていた場合 (セットが呼び出しの結果として変更された場合) は、true を返します。呼び出しが復帰したあとは、セットはその要素を持たなくなります。

定義:
インタフェース Collection<E> 内の remove
定義:
インタフェース Set<E> 内の remove
オーバーライド:
クラス AbstractCollection<E> 内の remove
パラメータ:
o - セットに存在すれば削除されるオブジェクト
戻り値:
セットが、指定された要素を保持している場合は true
例外:
ClassCastException - o がセット内に現在ある要素と比較可能でない場合
NullPointerException - 指定された要素が null である場合

clear

public void clear()
すべての要素をセットから削除します。

定義:
インタフェース Collection<E> 内の clear
定義:
インタフェース Set<E> 内の clear
オーバーライド:
クラス AbstractCollection<E> 内の clear

iterator

public Iterator<E> iterator()
このセットの要素の反復子を昇順で返します。

定義:
インタフェース Iterable<E> 内の iterator
定義:
インタフェース Collection<E> 内の iterator
定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の iterator
定義:
インタフェース Set<E> 内の iterator
定義:
クラス AbstractCollection<E> 内の iterator
戻り値:
昇順の、このセットの要素の反復子

descendingIterator

public Iterator<E> descendingIterator()
このセットの要素の反復子を降順で返します。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の descendingIterator
戻り値:
降順の、このセットの要素の反復子

equals

public boolean equals(Object o)
指定されたオブジェクトがセットと同じかどうかを比較します。指定されたオブジェクトもセットで、2 つのセットが同じサイズを持ち、指定されたセットのすべてのメンバーがこのセットに含まれる場合、または、このセットのすべてのメンバーが指定されたセットに含まれる場合は、true を返します。この定義により、equals メソッドがセットインタフェースのさまざまな実装で適切に動作することが保証されます。

定義:
インタフェース Collection<E> 内の equals
定義:
インタフェース Set<E> 内の equals
オーバーライド:
クラス AbstractSet<E> 内の equals
パラメータ:
o - このセットと等しいかどうかを比較するオブジェクト
戻り値:
指定されたオブジェクトがこのセットと同じ場合は true
関連項目:
Object.hashCode(), Hashtable

removeAll

public boolean removeAll(Collection<?> c)
セットから、指定されたコレクション内に保持されているすべての要素を削除します。指定されたコレクションもセットである場合、このオペレーションは、値が 2 つのセットの「非対称集合差分」になるようにセットを効率的に変更します。

定義:
インタフェース Collection<E> 内の removeAll
定義:
インタフェース Set<E> 内の removeAll
オーバーライド:
クラス AbstractSet<E> 内の removeAll
パラメータ:
c - このセットから削除される要素を含むコレクション
戻り値:
この呼び出しの結果、このセットが変更された場合は true
例外:
ClassCastException - このコレクションの 1 つまたは複数の要素の型が、指定されたセットと互換でない場合
NullPointerException - 指定されたコレクションまたは、その要素のいずれかが null の場合
関連項目:
AbstractCollection.remove(Object), AbstractCollection.contains(Object)

lower

public E lower(E e)
インタフェース NavigableSet の記述:
このセット内で、指定された要素よりも確実に小さい要素のなかで最大のものを返します。そのような要素が存在しない場合は null を返します。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の lower
パラメータ:
e - 照合する値
戻り値:
e よりも小さい要素のなかで最大のもの。そのような要素が存在しない場合は null
例外:
ClassCastException - 指定された要素を、セット内に現在存在している要素と比較できない場合
NullPointerException - 指定された要素が null である場合

floor

public E floor(E e)
インタフェース NavigableSet の記述:
このセット内で、指定された要素と等しいかそれよりも小さい要素のなかで最大のものを返します。そのような要素が存在しない場合は null を返します。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の floor
パラメータ:
e - 照合する値
戻り値:
e と等しいかそれよりも小さい要素のなかで最大のもの。そのような要素が存在しない場合は null
例外:
ClassCastException - 指定された要素を、セット内に現在存在している要素と比較できない場合
NullPointerException - 指定された要素が null である場合

ceiling

public E ceiling(E e)
インタフェース NavigableSet の記述:
このセット内で、指定された要素と等しいかそれよりも大きい要素のなかで最小のものを返します。そのような要素が存在しない場合は null を返します。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の ceiling
パラメータ:
e - 照合する値
戻り値:
e と等しいかそれよりも大きい要素のなかで最小のもの。そのような要素が存在しない場合は null
例外:
ClassCastException - 指定された要素を、セット内に現在存在している要素と比較できない場合
NullPointerException - 指定された要素が null である場合

higher

public E higher(E e)
インタフェース NavigableSet の記述:
このセット内で、指定された要素よりも確実に大きい要素のなかで最小のものを返します。そのような要素が存在しない場合は null を返します。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の higher
パラメータ:
e - 照合する値
戻り値:
e よりも大きい要素のなかで最小のもの。そのような要素が存在しない場合は null
例外:
ClassCastException - 指定された要素を、セット内に現在存在している要素と比較できない場合
NullPointerException - 指定された要素が null である場合

pollFirst

public E pollFirst()
インタフェース NavigableSet の記述:
最初 (下端) の要素を取得して削除します。このセットが空の場合は null を返します。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の pollFirst
戻り値:
最初の要素。このセットが空の場合は null

pollLast

public E pollLast()
インタフェース NavigableSet の記述:
最後 (上端) の要素を取得して削除します。このセットが空の場合は null を返します。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の pollLast
戻り値:
最後の要素。このセットが空の場合は null

comparator

public Comparator<? super E> comparator()
インタフェース SortedSet の記述:
このセット内の要素を順序付けするのに使うコンパレータを返します。ただし、このセットがその要素の 自然順序付け を使う場合は null を返します。

定義:
インタフェース SortedSet<E> 内の comparator
戻り値:
このセット内の要素を順序付けするのに使うコンパレータ。ただし、このセットがその要素の自然順序付けを使う場合は null

first

public E first()
インタフェース SortedSet の記述:
セット内に現在ある最初 (下端) の要素を返します。

定義:
インタフェース SortedSet<E> 内の first
戻り値:
セット内に現在ある最初 (下端) の要素
例外:
NoSuchElementException - セットが空の場合

last

public E last()
インタフェース SortedSet の記述:
セット内に現在ある最後 (上端) の要素を返します。

定義:
インタフェース SortedSet<E> 内の last
戻り値:
セット内に現在ある最後 (上端) の要素
例外:
NoSuchElementException - セットが空の場合

subSet

public NavigableSet<E> subSet(E fromElement,
                              boolean fromInclusive,
                              E toElement,
                              boolean toInclusive)
インタフェース NavigableSet の記述:
セットの fromElementtoElement の要素範囲を持つ部分のビューを返します。fromElementtoElement が等しい場合、返されるセットは空になります。ただし、fromExclusivetoExclusive がどちらも true の場合は除きます。返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。返されるセットは、このセットがサポートするオプションのセットオペレーションをすべてサポートします。

返されたセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、IllegalArgumentException をスローします。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の subSet
パラメータ:
fromElement - 返されるセットの下端点
fromInclusive - 返されるビューに下端点が含まれるようにする場合は true
toElement - 返されるセットの上端点
toInclusive - 返されるビューに上端点が含まれるようにする場合は true
戻り値:
セットの fromElement (含む) 〜 toElement (含まない) の要素範囲を持つ部分のビュー
例外:
ClassCastException - このセットのコンパレータを使って (このセットがコンパレータを持たない場合は自然順序付けを使って) fromElementtoElement との相互比較を行えない場合。実装は、セット内に現在存在している要素と fromElement または toElement とを比較できない場合にこの例外をスローすることができる。ただし、必須ではない
NullPointerException - fromElement または toElement が null の場合
IllegalArgumentException - fromElementtoElement よりも大きい場合、またはこのセット自体が制限された範囲を持っており、fromElement または toElement がその範囲の境界の外側にある場合

headSet

public NavigableSet<E> headSet(E toElement,
                               boolean inclusive)
インタフェース NavigableSet の記述:
このセットの toElement よりも小さい要素 (inclusive が true の場合はそれよりも小さいかそれと等しい要素) を含む部分のビューを返します。返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。返されるセットは、このセットがサポートするオプションのセットオペレーションをすべてサポートします。

返されたセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、IllegalArgumentException をスローします。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の headSet
パラメータ:
toElement - 返されるセットの上端点
inclusive - 返されるビューに上端点が含まれるようにする場合は true
戻り値:
このセットの toElement よりも小さい要素 (inclusive が true の場合はそれよりも小さいかそれと等しい要素) を含む部分のビュー
例外:
ClassCastException - toElement がこのセットのコンパレータと互換性がない場合 (または、このセットがコンパレータを持たない場合、toElementComparable を実装していない場合)。実装は、セット内に現在存在している要素と toElement とを比較できない場合にこの例外をスローすることができる。ただし、必須ではない
NullPointerException - toElement が null の場合
IllegalArgumentException - このセット自体が制限された範囲を持っており、toElement がその範囲の境界の外側にある場合

tailSet

public NavigableSet<E> tailSet(E fromElement,
                               boolean inclusive)
インタフェース NavigableSet の記述:
このセットの fromElement よりも大きい要素 (inclusive が true の場合はそれよりも大きいかそれと等しい要素) を含む部分のビューを返します。返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。返されるセットは、このセットがサポートするオプションのセットオペレーションをすべてサポートします。

返されたセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、IllegalArgumentException をスローします。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の tailSet
パラメータ:
fromElement - 返されるセットの下端点
inclusive - 返されるビューに下端点が含まれるようにする場合は true
戻り値:
セットの fromElement に等しいかこれより大きい要素を持つ部分のビュー
例外:
ClassCastException - fromElement がこのセットのコンパレータと互換性がない場合 (または、このセットがコンパレータを持たない場合、fromElementComparable を実装していない場合)。実装は、セット内に現在存在している要素と fromElement とを比較できない場合にこの例外をスローすることができる。ただし、必須ではない
NullPointerException - fromElement が null の場合
IllegalArgumentException - このセット自体が制限された範囲を持っており、fromElement がその範囲の境界の外側にある場合

subSet

public NavigableSet<E> subSet(E fromElement,
                              E toElement)
インタフェース NavigableSet の記述:
セットの fromElement (これを含む) 〜 toElement (これを含まない) の要素範囲を持つ部分のビューを返します。fromElementtoElement が等しい場合は、空のセットが返されます。返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。返されるセットは、このセットがサポートするオプションのセットオペレーションをすべてサポートします。

返されたセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、IllegalArgumentException をスローします。

subSet(fromElement, true, toElement, false) と等価です。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の subSet
定義:
インタフェース SortedSet<E> 内の subSet
パラメータ:
fromElement - 返されるセットの下端点 (これを含む)
toElement - 返されるセットの上端点 (これを含まない)
戻り値:
セットの fromElement (これを含む) 〜 toElement (これを含まない) の要素範囲を持つ部分のビュー
例外:
ClassCastException - このセットのコンパレータを使って (このセットがコンパレータを持たない場合は自然順序付けを使って) fromElementtoElement との相互比較を行えない場合。実装は、セット内に現在存在している要素と fromElement または toElement とを比較できない場合にこの例外をスローすることができる。ただし、必須ではない
NullPointerException - fromElement または toElement が null の場合
IllegalArgumentException - fromElementtoElement よりも大きい場合、またはこのセット自体が制限された範囲を持っており、fromElement または toElement がその範囲の境界の外側にある場合

headSet

public NavigableSet<E> headSet(E toElement)
インタフェース NavigableSet の記述:
セットの toElement より小さい要素を持つ部分のビューを返します。返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。返されるセットは、このセットがサポートするオプションのセットオペレーションをすべてサポートします。

返されたセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、IllegalArgumentException をスローします。

headSet(toElement, false) と等価です。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の headSet
定義:
インタフェース SortedSet<E> 内の headSet
パラメータ:
toElement - 返されるセットの上端点 (これを含まない)
戻り値:
セットの toElement より小さい要素を持つ部分のビュー
例外:
ClassCastException - toElement がセットのコンパレータと互換性がない場合 (または、セットにコンパレータがない場合、toElementComparable が実装されていない場合)。実装は、セット内に現在存在している要素と toElement とを比較できない場合にこの例外をスローすることができる。ただし、必須ではない
NullPointerException - toElement が null の場合
IllegalArgumentException - このセット自体が制限された範囲を持っており、toElement がその範囲の境界の外側にある場合

tailSet

public NavigableSet<E> tailSet(E fromElement)
インタフェース NavigableSet の記述:
セットの fromElement に等しいかこれより大きい要素を持つ部分のビューを返します。返されるセットはこのセットに連動しており、返されるセットでの変更はこのセットに反映され、その逆の場合も同様です。返されるセットは、このセットがサポートするオプションのセットオペレーションをすべてサポートします。

返されたセットは、その範囲外の要素が挿入されようとすると、IllegalArgumentException をスローします。

tailSet(fromElement, true) と等価です。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の tailSet
定義:
インタフェース SortedSet<E> 内の tailSet
パラメータ:
fromElement - 返されるセットの下端点 (これを含む)
戻り値:
セットの fromElement に等しいかこれより大きい要素を持つ部分のビュー
例外:
ClassCastException - fromElement がこのセットのコンパレータと互換性がない場合 (または、セットにコンパレータがない場合、 fromElementComparable が実装されていない場合)。実装は、セット内に現在存在している要素と fromElement とを比較できない場合にこの例外をスローすることができる。ただし、必須ではない
NullPointerException - fromElement が null の場合
IllegalArgumentException - このセット自体が制限された範囲を持っており、fromElement がその範囲の境界の外側にある場合

descendingSet

public NavigableSet<E> descendingSet()
セット内に保持されている要素のビューを逆順で返します。降順のセットはこのセットに連動しており、セットへの変更は降順のセットに反映され、その逆も同様です。

返されるセットの順序は、Collections.reverseOrder(comparator()) と同じです。式 s.descendingSet().descendingSet() は、本質的には s と同じである s のビューを返します。

定義:
インタフェース NavigableSet<E> 内の descendingSet
戻り値:
このセットの逆の順のビュー

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