JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.lang.management
クラス MemoryUsage

java.lang.Object
  上位を拡張 java.lang.management.MemoryUsage

public class MemoryUsage
extends Object

MemoryUsage オブジェクトは、メモリー使用量のスナップショットを表します。通常、MemoryUsage クラスのインスタンスは、Java 仮想マシンの個々のメモリープールや Java 仮想マシンのヒープまたはヒープ以外のメモリーに関するメモリー使用量情報を総括して取得するのに使用されるメソッドにより成り立っています。

MemoryUsage オブジェクトには、以下の 4 つの値があります。

メモリープールの例を次に示します。

        +----------------------------------------------+
        +////////////////           |                  +
        +////////////////           |                  +
        +----------------------------------------------+

        |--------|
           init
        |---------------|
               used
        |---------------------------|
                  committed 
        |----------------------------------------------|
                            max 
 

MXBean のマッピング

MemoryUsage は、from メソッドで指定された属性を持つ CompositeData にマッピングされます。

導入されたバージョン:
1.5

コンストラクタの概要
MemoryUsage(long init, long used, long committed, long max)
          MemoryUsage オブジェクトを構築します。
 
メソッドの概要
static MemoryUsage from(CompositeData cd)
          指定された CompositeData によって表される MemoryUsage オブジェクトを返します。
 long getCommitted()
          Java 仮想マシンが使用するようコミットされたメモリーの量 (バイト単位) を返します。
 long getInit()
          Java 仮想マシンが初期にメモリー管理についてオペレーティングシステムから要求するメモリーの量 (バイト単位) を返します。
 long getMax()
          メモリー管理に使用できる最大メモリー量 (バイト単位) を返します。
 long getUsed()
          used メモリーの量 (バイト単位) を返します。
 String toString()
          このメモリーの使用量の説明的表現を返します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

MemoryUsage

public MemoryUsage(long init,
                   long used,
                   long committed,
                   long max)
MemoryUsage オブジェクトを構築します。

パラメータ:
init - Java 仮想マシンが割り当てる 初期メモリー量 (バイト単位)。 定義されていない場合は -1
used - used メモリーの量 (バイト単位)
committed - committed メモリーの量 (バイト単位)
max - 使用できる最大メモリー量 (バイト単位)、 定義されていない場合は -1
例外:
IllegalArgumentException - 次の条件が成立する場合:
  • init または max が負の値で、 -1 ではない、または
  • used または committed が負の値である、 または
  • usedcommitted の値より大きい、 または
  • committedmax の値より大きい。 定義されている場合は max
メソッドの詳細

getInit

public long getInit()
Java 仮想マシンが初期にメモリー管理についてオペレーティングシステムから要求するメモリーの量 (バイト単位) を返します。初期メモリーサイズが未定義の場合、このメソッドは -1 を返します。

戻り値:
メモリーの初期サイズ (バイト単位)。 定義されていない場合は -1

getUsed

public long getUsed()
used メモリーの量 (バイト単位) を返します。

戻り値:
used メモリーの量 (バイト単位)

getCommitted

public long getCommitted()
Java 仮想マシンが使用するようコミットされたメモリーの量 (バイト単位) を返します。このメモリーの量は、Java 仮想マシンが使用するよう保証された量です。

戻り値:
committed メモリーの量 (バイト単位)

getMax

public long getMax()
メモリー管理に使用できる最大メモリー量 (バイト単位) を返します。最大メモリーサイズが未定義の場合、このメソッドは -1 を返します。

このメモリーの量が committed メモリーの量より大きい場合、このメモリー量はメモリー管理に利用できることが保証されません。used メモリーの量がこの最大サイズを超えない場合でも、Java 仮想マシンはメモリーの割り当てに失敗する可能性があります。

戻り値:
最大メモリー量 (バイト単位)、 定義されていない場合は -1

toString

public String toString()
このメモリーの使用量の説明的表現を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
このオブジェクトの文字列表現

from

public static MemoryUsage from(CompositeData cd)
指定された CompositeData によって表される MemoryUsage オブジェクトを返します。指定された CompositeData は、次の属性を含む必要があります。

属性名
init java.lang.Long
used java.lang.Long
committed java.lang.Long
max java.lang.Long

パラメータ:
cd - MemoryUsage を表す CompositeData
戻り値:
cdnull でない場合は、 cd で表される MemoryUsage、 そうでない場合は null
例外:
IllegalArgumentException - cd が 上記の属性を持つ MemoryUsage を 表さない場合

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